解決策1:全てのページに必ずリンクを
解決は簡単です。フレーム内部で利用するように作成したページであっても、必ずそのページの属するコーナーのトップページ(フレームを作っているHTMLなど)へ戻るリンクを用意しておくことです。
理想は、目次ページと同様に、他の全てのページへのリンクも(ページ下部などに)用意しておくことです。しかし、そうすると全体の配置・構成を変更したときの更新作業が大変になってしまいます。 ですから、あまり手間をかけられない個人運営のホームページなどでは、コーナーのトップページへ戻るリンクだけでも構わないでしょう。
もしくは、全てのページへのリンクを別ファイルに用意しておき、 SSIなどで挿入する形を取るのも良いでしょう。全てのページに他の全てのページへのリンクを用意する場合は、この方法をお勧めします。構造を変更した場合でも、その別ファイル1つを書き換えるだけで済みます。
解決策2:フレームを使わない方法を採る
All Aboutサイト内でも採用されているように、全てのページを同じ構成にして、フレーム機能を使わずにフレームと同じ効果を実現する方法も1つの解決策です。
All About内の特定ガイドサイト内では、どのページを表示させても、必ず左側に同じメニュー(リスト)が掲載されています。つまり、フレームを使わずに、フレームと同じ効果を実現しているわけです。
この方法は、プログラム(CMSツールなど)でHTMLを生成するような体勢を整えないと、作成するのも、運営・維持していくのも、大変手間がかかり大変です。 しかし、フレームを使っているわけではないので、内容だけのページに直接検索サイトからアクセスされることもありませんから、理想的な方法だと言えるでしょう。
おわりに
今回は、フレームの問題点についてご紹介致しました。
既にフレームを使ったページを公開している方々は、アクセス者を逃す構造になっていないか確認してみて下さい。
また、これからフレームを使ったページを作成される方は、ぜひ今回の解説を忘れずに、アクセス者を逃さないようにして下さい!
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