ドバイ/ドバイ基本情報

ドバイと日本を繋ぐ架け橋 エミレーツ航空(2ページ目)

2010年3月28日、エミレーツ航空が成田空港を102番目の就航都市として運行をスタートさせてから早7年。本記事では客席や機内食、ワールドベストエアラインに何度も選ばれた評判の良いサービス内容やCA、マイルの仕組みなど、エミレーツ航空について、詳しくご紹介します。【2017年最新情報】

西田 麻紀

執筆者:西田 麻紀

ドバイガイド

評価の高いエミレーツのサービス 

プライバシーを重視したファーストクラスシート Copyright Of Emirates Airlines

プライバシーを重視したファーストクラスシート 写真:エミレーツ航空会社

エミレーツの機内サービスは業界でも評価が高く、今までに500以上の国際的な賞を受賞しています。(2017年4月現在)

ice

機内エンターテイメントICE 写真:エミレーツ航空会社

エミレーツ航空では、保有する全機体・座席にパーソナルビデオシステムが設置されています。子供から大人まで楽しめるコンテンツ「ICE」(インフォメーション、コミュニケーション、エンターテイメント)システムが充実しているので長距離フライトでも退屈することなく時間を過ごすことができると評判。ゲーム、音楽、最新の映画やテレビ番組など多国籍の乗客に対応した、約2500チャンネル(テレビ・映画・ラジオ・ゲーム・CDなど)からなるコンテンツやTV番組(2017年4月現在)をライブ配信やWiFiサービスの提供など、今日では当たり前になりつつあるサービスも常に業界のパイオニアとなって乗客に提供し続けています。「人々を楽しまそう!」「人を驚かそう!」これこそが、エミレーツ航空の原動力なのだと思います。

キャビンクルーは多国籍!

きめ細かいサービスなど各賞受賞の理由であるのは間違いないですが、なんといっても最大のウリは対応言語55か国語・世界130ヵ国以上の国々から採用されキャビンクルー。
ドバイを拠点に働く国際色豊かなキャビンクルー Copyright Of Emirates Airlines

ドバイを拠点に働く国際色豊かなキャビンクルー 写真:エミレーツ航空会社

モンゴル、スーダン、ソマリヤ出身の他の航空会社ではなかなか出会えないようなクルーも在籍。ガイド自身もそうでしたが、世界各国から集まったキャビンクルーが出身国の路線に毎回シフトされるのではなく、訓練を受けた機体が就航している世界中の路線にランダムに配属され国際色豊かなフライトを実現しています。また、2015年10月現在約400名の日本人客室乗務員が在籍し、日本線には必ず複数名の日本人客室乗務員が乗務します。



機内アナウンスでは、「本日の客室乗務員の使用言語は、アラビア語・英語・日本語・韓国語・中国語・ロシア語・ヒンズー語・スワヒリ語・そしてウルドゥー語です」なんてことは日常茶飯事。各国のお客様が母国語で不自由しないようにと考えられた、エミレーツならではのサービスであり、ビジネス戦略でもあるようです。

また、機内食は、路線ごとに考えられたメニューをはじめ、全ての機内食がイスラム教徒のことを考えた「ハラール」(豚肉を含まない、イスラム教の屠畜方法を施した肉、お酒を含まない食品等)を採用。

様々な国からの乗客が多いのもエミレーツの特徴なので、スペシャルメニューもバラエティに富んでいます。ヒンズー・ミール、ベジタリアン・ミール、その他各アレルギーに対応した食事や糖尿病患者用のスペシャル・ミールなども事前(24時間以上前)にオーダーをすることが可能です。

前述のように、エミレーツの機内食はイスラム教の「ハラール」に基づいた食事となっていますが、お酒だけは別で各クラスでシャンパンからウォッカまでほとんどのお酒を堪能することができるのです(サウジアラビア王国など一部の路線でお酒を扱わないこともありますのでお酒好きな方は事前にご確認を)。日本線には国産ビールや日本酒のサービスもあり、選び抜かれたワインセレクションも定評があります。

お誕生日や、新婚旅行など記念日がフライトに重なる人には記念撮影やケーキといった嬉しいサービスもあるので、チケットを確保したら早めに予約しましょう(24時間を切るとサービスが受けられないこともあるので、余裕を持って事前に手続きを)。

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