家計簿は「つける」より「データ集め」
3日坊主で家計簿をつけるのが続かない貴方! 嘆くことはありませんよ。家計簿を毎日つけなくても、家計管理をきちんと行う方法があります。家計簿をつけることが大切なのではありません。家計の状況を知り、どのような対策をとればいいのかがわかればいいのです。赤字をなくしたい、さらに月1万円の貯金をしたいといった目的を実現させるために、何をすればいいかを知るための家計簿なのです。
家計簿をつけるだけでその後の対策を何をしないのであれば、それは単なる備忘録。ここは、家計簿をお金データ集めと考えてみましょう。
「~だけ」でやってみる
まずは「1週間だけ」家計簿をつけてみましょう。本当は「3日だけ」と言いたいところですが、1週間のお金の使い方を知りたいところ。3日坊主の貴方も、1週間だけならなんとか続けられるのではないでしょうか?1週間分のお金の流れが把握できたら、そのデータをじっくり見てください。ここが一番大切なところですよ。どうして赤字になるのか? 知らない間にお金がなくなっている理由が見えてきたのではないでしょうか?
週末のレジャー、外食や飲み会、なにげなく通っているコンビニ……など、思っていた以上にお金を使っていた部分が見えてきませんか? ここまでわかったら、しめたものです。
集中対策で効果バツグン
次に、自分のお金の使いすぎだけをチェックしていきましょう。外食や飲み会の出費が多かった人は、その項目だけの家計簿をつけます。全ての支出を記録する必要はありません。これなら3日坊主さんでも続けられますよね。要注意の出費だけを記録しチェックをすると、なんとなく出て行くお金も減ってきます。また、月に1万円の貯金をしたいと思ったら、その使いすぎの費用から捻出することを考えたらいいのです。飲み会を1回減らして1万円貯金など、対策も考えやすいですね。
いかがですか? 「1週間だけ」「それだけ」と決めて家計簿をつけると、ムダなお金の出費が把握できます。家計簿を毎日つける必要もありません。この「メリハリ家計簿」、3日坊主さんにおすすめです。