金・銀・プラチナ/純金積立をはじめてみよう!

純金積立の金や購入した金は、どうやって保管するの?(2ページ目)

純金積立で金を購入した場合や、金地金を購入した場合、金はどうやって保管するのでしょうか?定期預金のように業者に預けるのか、それとも自分で保管するのか、金の保管方法は複数あります。取引する業者を選ぶ時には、どの保管方法が自分に合っているのかをあらかじめ考えておくことが大切になるでしょう。

横山 利香

横山 利香

投資をはじめてみよう ガイド

国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)、日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー、相続士であるガイドが、自身の投資体験を元に、株式投資や不動産投資を中心とした投資情報や資産運用を紹介。

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純金積立で金を購入する場合は、金を少しずつ貯めていくわけですから、業者で保管することになります。保管方法としては、「消費寄託」と「特定保管」の2種類があります。順に見ていくことにしましょう。
 


消費寄託とは?

消費寄託は、積み立てた金を業者に預けて、運用してもらう保管方法です。運用を行うことで運用益が発生しますから、たとえば手数料が安く設定されていたり、運用益を利息として還元する等、購入者に還元している場合があります。
長い付き合いですから、保管法はあらかじめ考えておきましょう!

長い付き合いですから、保管法はあらかじめ考えておきましょう!


ただ、この方法の場合には、業者の資産と切り離す必要がありません。そのため、万一業者が倒産した場合には、すべての金が購入者の手元に返却されるとは限りません。

特定保管とは?

一方、特定保管は、業者の資産とは切り離して、積み立てた金を保管する方法です。利息はつきませんが、万一業者が倒産しても金は購入者の手元に返却される仕組みとなっていますので、安心と言えます。

金地金を購入した場合も、純金積立で金を購入した場合も、金の保管方法は複数あります。金を購入する際には、どのように金を保管したいのかをあらかじめ考えておき、取引する業者を選ぶことが大切と言えるでしょう。

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