ドイツ旅行のベストシーズン
ドイツの春の味覚、白アスパラガス。
天候だけに限って言えば、日も長く、旅行しやすい時期は5月下旬から10月上旬。中でもガイドのおすすめは、6月から7月頃です。年によって天候が異なるので一概には言えませんが、初夏はおおむね良い気候に恵まれるようです。
■春(3~5月)
夏時間に入る頃から、ぐんと日がのび、冬の寒さも和らぎます。5月くらいまでは天気が不安定ですが、4月中旬から6月初旬のドイツは、特産のホワイトアスパラガスが味わえるシーズン。
■夏(6~8月)
猛暑や冷夏に見舞われる年があるものの、基本的に日中は晴れわたり、湿度が低く爽やかなのがドイツの夏。メルヘン街道やロマンチック街道では童話にちなんだお祭りや野外劇が、その他の地方でもバイロイト音楽祭はじめ音楽祭が盛んです。
■秋(9~11月)
夏の終わり頃から、ワインどころのドイツ中南部でワイン祭りがスタート。ミュンヘンでは、9月下旬からビールの祭典オクトーバーフェストに突入。収穫祭などのお祭りも多く、キノコ料理など秋の味覚も楽しめます。
世界中から観光客が訪れるドイツのクリスマスマーケット。
■冬(12~2月)
日が短く、寒さも厳しいですが、11月下旬からの約1ヶ月間はドイツが最高に華やぐクリスマスマーケットのシーズン。ニュルンベルクやミュンヘン、シュトゥットガルト、ドレスデンなど人気のクリスマスマーケットには大勢の観光客が詰めかけるので、宿泊予約はお早めに。冬の終わりは、ライン地方でカーニバルが盛大に祝われます。
詳細記事はこちら>>>ドイツの季節(気候・気温)・祝日・イベント
ドイツのお店の営業時間
「閉店法」なる法律で、深夜と休日の営業が規制されているドイツ。日本では一番忙しい日曜・祝日が、ドイツでは飲食店以外は基本的に休業。24時間営業のコンビニもありません。とは言え、平日のお店の営業時間は、ドイツの市街地や観光地なら日本とほぼ一緒。日曜・祝日でも、空港・主要駅構内のお店は営業しているのでご安心を。レストランなどの飲食店も、日本の営業時間を目安にできます。観光地のビアホールやワインハウスになると、午前中から深夜まで営業するお店も多いです。
美術館や博物館の開館時間も日本と大きく変わりません。ただ、お城の見学や城内の博物館は、冬場(10~3月)の開館時間が短くなることもあるので、事前の確認はお忘れなく。