ホームシアターも「立体」の時代に!

CEATEC2007のドルビーブースで撮影。映画館用の3Dはテレビと異なる。メガネは共通で使えません。

CEATEC2007のドルビーブースで撮影。映画館用の3Dはテレビと異なる。メガネは共通で使えません。

立体映像と言えば、昔なつかしい赤青メガネによる白黒映像や、博物館などの資料映像を思い出し、目が疲れるなど、あまり良くない印象をお持ちの方が多いようです。

しかし、今話題となっている「3D」は、フルHDの高精細なカラー映像で、ちらつきも少ないなど、クオリティーが飛躍的に向上しており、昔の3Dとは別物の域に達しています。

長い間平面だった映画やテレビの映像が3D化する事に対し、「邪道」という意見もあるようですが、本来、人間の視覚は立体視。テレビや映画も、立体の方が自然と言えるのではないでしょうか?

3D映像技術が一般消費者の手に届くようになった今、3D映像をホームシアターで積極的に楽しもうではありませんか!

今回は、3Dテレビ登場と3Dテレビ時代を目前に控え、3Dテレビ関連で「ありがち」な疑問にお答えします! 今、普通のテレビを買いますか? それとも、3Dテレビを買いますか?


疑問1:3Dは、専用のテレビが必要?

はい。今話題の映像がきれいな「3D」は、専用の3Dテレビが必要です。3D対応テレビは、今年の春から登場し始め、2010年末には、多くのメーカーから発売される予定です。テレビには、専用の立体視用メガネが必要で、テレビに付属するか、別売りかは、メーカーによって異なる予定です。


疑問2:地デジ放送は3D化するの?

話題の3D映像は、技術的に、60コマ/秒のプログレッシブ方式をベースにしています。地デジ放送は、60フィールド秒(30コマ/秒)のインターレース方式を採用しているので、高精細でちらつきの少ない立体映像には適していません。
また、既に多くのテレビ受像器が発売されているので、それらのテレビで問題とならないよう、放送の方式を変更する可能性は無いと考えられます。


疑問3:何を「3D」で楽しめる?

Blu-rayは、3Dの方式が決定しましたので、映画会社は、劇場用3D作品を、Blu-rayで発売すべく準備を進めています。機器メーカーは、3D映像のブルーレイに対応した再生装置を発売する予定です。3D対応の映画ソフト、Blu-rayプレーヤー、テレビが揃えば、ご家庭で3D映像が楽しめるという訳です。

その他、ソニーのプレイステーション3は、アップデートで3D映像出力に対応を予定しています。プレイステーション3ユーザーなら、再生装置を買い換えなくて済みそうです。またプレイステーション3は、3D対応ゲームもどんどん発売するそうですので、映画よりも先にゲームが3D化するかもしれません。


疑問4:3Dメガネは各社共通?

CEATEC2007のドルビーブースで撮影した3Dメガネ。劇場用は家庭の3Dテレビで使えません。

CEATEC2007のドルビーブースで撮影した3Dメガネ。劇場用は家庭の3Dテレビで使えません。

Blu-rayソフト、Blu-ray再生装置、3D映像の出力(HDMI1.4)については規格化されましたが、テレビでの表示方法については規定がなく、各社各様です。よって、テレビと対になって働く3Dメガネは、各メーカー専用となるでしょう。

これは、各テレビメーカーが、より自然な3D映像表示技術を競い合える事を意味し、将来、裸眼で立体映像が楽しめるテレビが登場するかもしれません。

 

疑問5:何故、各社、「メガネ」が必要な方式を選んだのか?

裸眼で立体視を可能にする技術はありますが、解像度、立体感、コストを考えると、現在の技術では、メガネを用いる方法が最も合理的と考えられる為です。


さいごに:3Dブームが来る!

今回の「3D」は、本物のブームになりそうです。ホームシアターで3D映像が楽しめれば、今よりもさらに映像の世界がリアルに感じられ、非日常感が得られそうです。ホームシアターブームも起こるかもしれません。当「ホームシアター」サイトでは、今後も、「3D」関連に注目してゆきますので、お楽しみに!



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