このフルHD動画はおまけとは言えない!
DSC-TX7のもうひとつの大きな特徴がAVCHDに対応した1920x1080/60iのフルHD動画を撮影できるということだ。いくつかの動画を撮影してみたが、驚くほどクリアな動画撮影が可能だ。実際にDSC-TX7のテレビCMでは実際にサイバーショットで撮影された動画が放映されており、このことからもその実力のほどが理解できるだろう。
特に室内での撮影では裏面照射型CMOSイメージセンサの実力を発揮したものとなっている。動画撮影中の光学ズーム+AFも可能。さらにステレオ録音となっており、とてもおまけ機能とはいえないレベルの撮影ができる。
17MのフルHDではさすがに容量を取りすぎるという向きには、720P相当のMP4(6M)記録のできるモードもあるので、そちらを使うのも手だろう。
おっと、光学ズームは使えるがズームレバーが右肩部分に配置が変更されていることを書いておいたほうがいいだろう。撮影中のズーム操作には最後まで慣れることができなかった。
まさにサイバーショット全部入り!
サイバーショットTシリーズではお馴染みとなっているスライドパネルのスイッチ、そして薄型でかつ質感の高いボディ。表示品質の高い液晶ディスプレイに、操作性の向上したタッチパネル。裏面照射型CMOSイメージセンサのおかげで暗所性能も高い。ワイド25mm相当スタートの光学4倍ズームレンズ。光学式手ぶれ補正にフルHD動画撮影機能。DSC-TX7は「薄型デジタルカメラ全部入り」といった様相のデジタルカメラだ。実写画像を見てみて納得できるのであれば、購入候補としてもいい製品ではないだろうか。
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