結婚式・披露宴の準備/ウェディングブーケの選び方・作り方

会場装花やブーケの上手な打ち合わせのコツVol.2(3ページ目)

会場装花やブーケの打ち合わせのコツをプロに聞くシリーズ第2弾。新郎の関わり方や、いい花屋の見極め方など、更にディープな内容です。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

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いいフローリスト(花屋)とは?

イラスト
お客様の持つイメージをくみ取り、分かりやすい方法で伝えてくれるフローリストを選びたい
――会場装花やブーケは、会場によってすでに決まった装花のプランがあって、サンプル写真の中から選ぶだけ、というところもあります。

小黒さんは大規模な花屋の勤務経験もあるそうですが、そういう場合はどうしてもアレンジはできないものなのでしょうか?

「会社が大きいほど、プランのアレンジを自分の判断でできるスタッフと、できないスタッフがいるはずです。

その場合、判断ができる、経験の長いスタッフと話をする機会を作ってもらうといいのではないでしょうか。

担当フローリストにアレンジの希望を伝えて、即『できない』という答えが返ってきたら、判断ができないスタッフだと思っていいでしょうね」


――同じ会社に所属しているとしても、フローリストの力量で融通が利くかどうかが変わってくるということですね。担当になったフローリストを、まずは見極める必要がある。
では、ちょっとディープな質問ですが、いいフローリストとはどんなフローリストだと思いますか?

「そのお客様と似たセンスを持っているフローリストですね。いくらセンスがよくても、お客様の希望に合ったものを作れなければ意味がない。自分のセンスを理解してくれるフローリストが、その人にとってのいいフローリストなのではないですか」

――確かに、センスが合わなければ、どんなに技術があっても納得いくものにはなりませんよね。今までの作品の写真を上手く使ったり、打ち合わせの後でイラストを描いて提案してくれるフローリストも多いですが、花に詳しくない新郎新婦にも分かりやすく伝えてくれる力も必要だし。

「それから、経験があること。経験が長いだけでなく、内部の仕組みをきちんと理解していることです。花の仕入れや管理についても知っていれば、花の組み合わせを工夫して、予算の範囲内でよりよく見えるデザインを提案することもできますから」

――つまり、「判断ができる」「融通が利く」フローリストもそういう人、というわけですね!

いかがでしたか? 結婚式のアイテムの中でも、お金がかかるのが会場装花やブーケなどのお花です。上手な打ち合わせをして、よりステキなものに仕上げてくださいね。

【取材協力】
nardis
 
florist nardis(フローリスト ナーディス)
HP:http://florist-nardis.com/


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