結婚式・披露宴の準備/披露宴のプログラム・演出

両親やゲストに感動を 花嫁の手紙

披露宴の定番である花嫁の手紙。どうせ読むなら両親を泣かせたいと思っている人も多いはず。感動を呼ぶ手紙のポイントをチェックしましょう。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

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思い出のエピソードを盛り込もう

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懐かしい記憶をたどって手紙を書くことで自分にも両親にもよい思い出に
お父さん、お母さんとの1番の思い出は何ですか? そのエピソードを盛り込んでみましょう。共通の思い出は、確実にお父さん、お母さんの涙を誘うはずです。ゲストに対しても、自分にとっての両親はこんな人、という紹介の代わりにもなります。

数え切れない思い出から、何をチョイスすればいいのか、というのは悩みどころでしょう。尊敬していること、楽しかったこと、叱られたこと、励まされたこと……特に人生の節目に起こった出来事は、自分にとってもお父さん、お母さんにとってもより印象深い出来事になっているのではないでしょうか。そして、それによってどんな影響を受けたかということが、お父さん、お母さんへの感謝のメッセージにもなります。

両親への手紙とはいえ、家族として長い時間を過ごした兄弟へのメッセージを盛り込むのもおすすめ。場を和ませるエピソードや感謝の言葉はもちろんですが、兄弟には「お父さん、お母さんをよろしくね」とか、姉妹には「これからも女同士仲良くしてね」とか、今後の付き合いをお願いするメッセージもぜひ入れてみてください。

相手の両親へもメッセージを

義理の両親は、これから新たに親としてお付き合いが始まる相手です。最後にひと言、「これからよろしくお願いします」と挨拶を入れることで、相手側の両親をはじめとする親族が喜んでくれるはず。可愛いお嫁さんぶりをアピールにもなるでしょう。

適度な長さが感動を呼ぶ

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気持ちのままに読むのが1番!ではあるけれど演出であることも頭の片隅においておこう
思いをこめて手紙を書くと、ついつい長くなってしまうことも。長すぎる手紙は興をそぐことにもなりかねません。自分は感極まった状態で読むので、あまり感じないかもしれないですが、聞いている方はせっかくの感動が徐々に冷めてきて、まだあるの?という感じになってしまいませんか?

かといって、極端に短い手紙でも、「あれ?もう終わり」と、妙にクールに見えてしまいます。聞いている人たちが感動した状態で終了するという、適度な長さにまとめたいものです。

結婚式のスピーチの適度な長さは、紹介や出入りを含めて5分。スピーチする時間は実質3分くらいです。花嫁の手紙もこれと同じ。大体3分くらいで読みきる長さにまとめてみてください。これなら、読みながら泣いてしまって、言葉が出てこなくても、決して長すぎるということにはなりません。

ちなみに、いくら短めにと思っても、早口では何だかさばさばした雰囲気になってしまうので、ゆっくり目に読みましょうね。ゆっくり目で3分を目安にしてください。
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