幼稚園受験/幼稚園受験の基礎情報

幼稚園で採用されている教育法には何がある?(3ページ目)

幼稚園で取り入れられている主な教育法にモンテッソーリとシュタイナーがあります。さらに今注目が集まっているヨコミネ式教育法を加えて、それぞれどんな特徴があるのでしょうか?

高橋 公英

執筆者:高橋 公英

学習・受験ガイド

保育の現場に父性を持ち込む

「エチカの鏡undefinedココロにキクTV」undefined毎週日曜undefined夜9時放映中

「エチカの鏡 ココロにキクTV」 毎週日曜 夜9時放映中

もう一つ忘れてならないのは保育の現場に父性を持ち込んだことではないでしょうか。幼稚園・保育園の現場はまだまだ女性が主力の職場です。どうしても女性の優しさや暖かさが前面に出てしまいます。

父性の持つ厳しさや力強さ、時には多少の荒々しさも子どもには必要です。かつて家庭の教育力が強かった時代にはそうでした。ヨコミネ式にはそうした男の力強さと厳しさを備えた側面があることを忘れてはいけないようです。

父親の厳しさとは言っても単なるスパルタとは一線を画しています。子どもの能力を引き出すための厳しさで、尻をたたいて否が応でもやらせているわけではありません。その点を間違うと、とんでもないことになってしまいます。

横峯氏は「子どもはみな天才だ」「ダメな子なんて一人もいない」と言っています。これを聞いて、音楽の才能教育の草分け才能教育研究会創始者、故鈴木鎮一氏の「どの子も育つ 育て方ひとつ」を思い出します。幼児教育の実践者は同じ結論にたどり着くようです。

幼稚園を選ぶ際に、どのような保育理念を持っているかにも注目したいものです。

(2010年1月31日にフジテレビ系列「エチカの鏡」でヨコミネ式が取り上げられます。ぜひご覧ください)
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます