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幼稚園で採用されている教育法には何がある?

幼稚園で取り入れられている主な教育法にモンテッソーリとシュタイナーがあります。さらに今注目が集まっているヨコミネ式教育法を加えて、それぞれどんな特徴があるのでしょうか?

高橋 公英

執筆者:高橋 公英

学習・受験ガイド

幼稚園の教育法もさまざま。お子さんに合うのはどれ?

さまざま採用されている教育法。わが子にあったものを選択するようにしたい

さまざま採用されている教育法。わが子にあったものを選択するようにしたい

幼稚園の保育の柱としてモンテッソーリやシュタイナーなどの教育法が知られています。今回は有名な2つの教育法と、最近注目のヨコミネ式についてまとめてみました。

■モンテッソーリ教育
「正しい環境さえ与えれば、どんな子どもも素晴らしい発達を遂げることが出来る」という理念で行われる教育方法です。子どもの自発性、内発性を重視するため、保育者は発達段階に合った環境を整えることが主な役割です。したがって、一斉教育は行わないことになります。

■シュタイナー教育
「7歳までは夢の中の世界」で生きているとして、想像力で遊ぶことを重視します。また、この時期の子どもは模倣から学んでいくので、周囲の大人は模倣されてもいい人間にならなくてはいけません。シュタイナー教育は幼児教育だけでなく、もっと大きな世界観の一部なので、わかりにくい面があります。

■ヨコミネ式
最近「ヨコミネ式」を取り入れる幼稚園も増えてきました。これまでの保育方法とは一線を画す、「ヨコミネ式」とはどんな保育方法なのでしょうか。

ヨコミネ式は女子プロゴルファーの横峯さくらの叔父である横峯吉文氏が鹿児島の保育園で行っているユニークな保育方法のことです。その成果として、横峯氏の経営する保育園では年長児の50m走平均タイムが全国の小2平均タイムと同程度であったり、跳び箱10段が跳べたりという体力面での成果と、全員が小学校低学年の本を読めるようになるなど知的な面での発達の成果が上がっています。

ヨコミネ式のポイントは次の4つに集約されています。

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