離婚した時の財産分与を取り決める

不倫スキャンダルで世界中のメディアから注目を浴びているタイガー・ウッズ。いままで清廉潔白なイメージで売っていたから、「タイガーもやっぱり男だったのね~」と生暖かく見守って(?)いましたが、次から次へと出てくる不倫相手にはさすがに目が点になりました。

タイガーも交わした「プリナップ」って何?
「プリナップ」は結婚前に離婚時の財産分与を取り決めるもの
エリン夫人とは離婚するかどうかで揉めているようですが、ここで話題になっているのが「プリナップ」というもの。正確には「プレナプシャル・アグリーメント(Prenuptial agreement)」といい、日本語に訳すと「婚前契約書」となります。

「プリナップ」は結婚後の夫婦の生活に関するさまざまな取り決めをするもの。主に、離婚をした時に財産をどう分配するかを取り決めます。

アメリカでは州によって離婚時の財産分与の方法が異なりますが、なかには無条件で財産を半分に分けられてしまう州もあるそう。これだと財産目当てで結婚し、すぐに離婚する人が出てきてしまうため、財産を守るために「プリナップ」を交わすのだそうです。このような背景があるため、主に資産家が結婚する時は「プリナップ」を交わすのが常識となっているのだとか。

タイガーも当然のことながら、結婚の前にこの「プリナップ」を交わしていました。内容は結婚生活が10年続いたらエリン夫人が約20億円を受け取れるというもの。20億円!ってすごい金額ですが、タイガーの総資産は約600億円といわれ、「プリナップ」を結んでいなかったら、離婚で約300億円は持っていかれたはずなので、まあ安いもの(?)なのかもしれません。

タイガーはこれ以上のイメージダウンを防ぐため、エリン夫人との離婚は避けたいと考えているらしく、夫人側から「プリナップ」の内容を「2年間結婚生活が続いた場合約50億円を支払う」とするよう変更を求められているとか。これって「浮気した罰になんかちょうだい」ってこと?

「プリナップ」で話題になったセレブたち

この「プリナップ」、欧米セレブが結婚・離婚する時にはけっこう話題になっています。私が最初に耳にしたのは、キャサリン・ゼタ・ジョーンズとマイケル・ダグラスの結婚の時。離婚すると時には280万ドル×結婚年数分がゼタへ支払われるという契約だったような……? そういえばマイケル・ダグラスも性依存症でしたね……。

また、マドンナは結婚する時に「プリナップ」を結んでいなかったといいます。資産は約5億2500万ドルといわれ、ガイ・リッチーはその半分をもらう権利があったのですが、彼が男気を発揮して受け取りを拒否したためか、はたまたマドンナが雇った敏腕弁護士のためか、結局のところ6000万ポンドに落ち着いたそうです。

「プリナップ」は日本にも定着する?