料理にこだわるのは正解
お料理はおもてなしの要 |
これは川島さんと鎧塚さんだからこそ実現したゴージャスメニュー。他のレストランのシェフがホテルの厨房で調理するなんて、常識では考えられないことですからね。
料理はおもてなしの要ですから、これにこだわるのは“大人結婚式”の必須条件。シェフと相談しながら一からオリジナルの婚礼メニューを作り上げるサービスを提供する会場も増えていますので、一般人でも料理にこだわった披露宴を行うのは十分可能です。
また、ワイン通で知られる川島さんですから、合わせるワインにもかなりこだわったのでは?と思われます。乾杯では当然のことながらシャンパンを提供。実は、一般の結婚式ではシャンパンではなく、スパークリングワインを使うことが多いのですが、舌の肥えたゲストが多く集まる“大人結婚式”では、スパークリングワインではなくきちんとシャンパンを提供するのもポイントではないでしょうか。
好きなものや趣味にちなんだケーキは子供っぽい?
料理と並んで注目されたのが鎧塚さんが手がけるウエデイングケーキ。気鋭のパティシェが自分の結婚式のために用意するウエディングケーキって?? とワクワクしながら見守っていたのですが、すみません、個人的にはちょっと期待外れでした。川島さんの愛犬たちとブドウなどを飴細工とショコラでかたどったケーキは、1m70cmの高さ(台を入れると3m)とか。かなり印象的でインパクトのある造形ではありましたが、ふたりの好きなものや趣味などにちなんだケーキを作るという手法はちょっと子供っぽいかな~という気がしなくもありません。ものをかたどったケーキって、職人さんにとっては腕の見せ所となるので、鎧塚さんが張り切り過ぎちゃったんでしょうか。
欲を言えば、鎧塚さんのいつものセンスで、大人っぽいウエディングケーキがみたかったです。
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