結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

映画で見るアメリカのびっくり?結婚式事情(3ページ目)

さまざまな葛藤を経て幸せをつかむ女性の姿を描いて共感を得ている映画『幸せになるための27のドレス』。当サイトならではの視点で映画から垣間見えるアメリカの結婚式事情についてご紹介!

粂 美奈子

執筆者:粂 美奈子

結婚ガイド

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ウィッシュリストで欲しいものをゲット!

幸せになるための27のドレス
ジェーンの妹、テスを演じるマリン・アッカーマン。若い頃のキャメロン・ディアスに似ていると思うのは私だけ?
忙しい仕事の合間を縫って、ジェーンがテスのために行ったのが、「ウィッシュリスト」作り。ウィッシュリストはもともとフランスの「リスト・ド・マリアージュ」が発祥で、新郎新婦が結婚祝いとして欲しいものをリストアップし、友人や親族からプレゼントしてもらうシステム。

ひとつのショップで「ウィッシュリスト」を作ってしまえば、友人や親族は商品を選んでその店に注文をするだけでOK。新郎新婦は自分たちが欲しいものがもらえるし、送る側も手間いらずと、かなり合理的な方法といえるでしょう。なお、日本のインテリアショップでもこの「ウィッシュリスト」に対応してくれるところがあります。

ふたりの幸せを願う婚約パーティ

欧米では親しい人を招いての婚約パーティも一般的。パーティ好きで、パーティに慣れている欧米人だからできることかもしれません。

映画の中でも、ジェーンがジョージとテスのために婚約パーティを企画するのですが、テスのわがままに振り回されることにうんざりしたジェーンが、この婚約パーティであることをしでかして…!(ネタバレになるので以下略)

最近は日本でもパーティ慣れした人が増え、婚約パーティを行う人もチラホラ見かけるようになりました。親しい人たちだけを招いたカジュアルなパーティは、結婚式準備に終われるカップルにとっても、ちょうどよい息抜きになるかもしれませんね。

一般人の結婚式も新聞でリポート

ヒロインの相手役、マンハッタンの新聞社で記者として活躍するケビンが担当するのは、なんと「結婚」欄。有名人はもとより、一般人の結婚式を密着取材し、カップルの馴れ初めやら結婚式のこだわりやらをみっちりレポートして紹介するのが、この「結婚」欄らしいです。

幸せになるための27のドレス
ヒロインの相手役、「結婚」欄を担当する新聞記者役を爽やかに演じたジェームズ・マーズデン
ジェーンはこの「結婚」欄のファンで、気に入った記事は切り抜き、大切に保管しています。後に知りあったケビンは、結婚に関してシニカルな姿勢を取り、ジェーンはまさかケビンがその記事を書いた本人とは気付かず…。ケビンは「結婚」欄の担当であるのが不本意なのですが、自分の記事を切り抜いて大切に保管してくれるなんて、やはり嬉しいことに違いありません。私だったら、無条件で惚れますね。

友人たちに好かれ、仕事では頼りにされる存在のジェーン。けれども、自分の恋愛はからきしダメ。そんな彼女が自分の殻を破って、幸せへと一歩踏み出す姿は、見ていて心が熱くなる部分があります。くすっと笑えて、ハッピーな気分になれる『幸せになるための27のドレス』、アメリカの結婚式事情にも注目しながら観ると、また違った面白さがあります。

『幸せになるための27のドレス』
2008年5月31日(土)より、日比谷みゆき座他全国ロードショー
お問い合わせ:20世紀フォックス映画 宣伝部 TEL:03-3224-6340
オフィシャルサイト URL:http://movies.foxjapan.com/27dress/
配給:20世紀フォックス映画

(C) 2008 TWENTIETH CENTURY FOX AND SPYGLASS ENTERTAINMENT FUNDING, LLC.

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