結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

“環境に配慮”が素敵なエコ・ウエディング

環境の破壊が問題となっている現在。結婚式を行う際にもちょっぴり環境に配慮して、エコロジー・ウエディングをしてみませんか?エコ・ウエディングを行うヒントを紹介します。

粂 美奈子

執筆者:粂 美奈子

結婚ガイド

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結婚式でエコロジー?

今年の冬は久しぶりに寒い! 地球温暖化現象も一休み?と思ったら、この寒さも実は地球温暖化が原因だという説があるそうです。地球が暖かくなると、暖気が上がって、極付近が暖かくなります。すると、極付近に停滞している寒気が周辺に流れ、寒くなってしまうのだとか。

北極の氷が溶けて白くまが絶滅の危機にさらされていたり、海面上昇が進んでモルディブやツバルなどが水没の危機にあったり、日々のニュースでも環境問題が盛んに報じられています。地球を守るために、地球に住む私たちがやるべきことはいろいろとありそう。

というわけで、結婚式にもエコロジーの考えをちょっぴり取り入れて、ささやかながら環境問題に貢献してみてはいかがでしょうか。以下、結婚式でできるエコロジーについて、考えてみました。

装花を鉢植えにして、ゲストに持って帰ってもらう

“エコ・ウエディング
二酸化炭素を吸収してくれる植物
温室効果ガス(二酸化炭素やメタン、亜酸化窒素など)の大気中濃度が増加し、地表面の温度が上昇することが、地球温暖化の原因といわれています。つまり、地球温暖化が進むのを食い止めるのに貢献するには、温室効果ガスを減らすことが重要!

そこで、二酸化炭素を吸収してくれる植物を装花の代わりに飾るというのはどうでしょうか? もちろん切り花も二酸化炭素を吸収してくれますが、鉢植えにしてゲスト(希望者)に持って帰ってもらい、その植物を育ててもらえれば、さらに二酸化炭素削減に役立つのでは? ちょっとしたギフトにもなるし、一石二鳥なのではないかと思います。

この時大切なのは、輸入物の植物は使わないということ。輸送される距離が長いと、それだけ燃料などて二酸化炭素が排出されるので、環境には良くないというわけ。国産で、できるだけ結婚式会場に近いところで作られた植物を使うのが、おすすめのようです。

地産地消。有機・無農薬の食材を使用した料理を出す

輸送距離の論理は、食材にも当てはまります。これをフード・マイレージというそう。生産地と消費地が近いと、輸送にかかるエネルギーを減らすことができ、地球環境に優しいといえます。

ですから、婚礼料理に使用する食材は地産地消を心がけるとよいのではないでしょうか。地産地消とは地元のものは地元で消費するという考え方。地元の新鮮食材を使用した料理は、ゲストにとっても嬉しいおもてなしのはずです。地元食材を使った郷土料理をメニューに組み込んでも楽しいかもしれません。

また、有機農法で作った野菜や果物を使うのもおすすめ。有機土壌は普通の土地よりも二酸化炭素を吸収する量が多いから、環境問題に貢献できるのです

次ぺージでもまだまだエコ・ウエディングのアイデアを紹介します!
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