プラチナの価格が上がっている

婚約指輪や結婚指輪に使われることで私たちにはおなじみのプラチナ。貴金属に利用されるほか、日本では東京工業品取引所で「先物商品」として売買されています。

“プラチナ
プラチナの価格が上がっている!
このブラチナの価格が昨年秋から高騰を続けているのです。理由はこのところの株価低迷。株が上がらないため、金やプラチナを取引する貴金属市場に投資マネーが流入しているのだとか。

さらに、プラチナの8割を産出する南アフリカでは、電力不足のために鉱山の操業が思うように行かず、産出量が減少しているのも、価格高騰に拍車をかけているといいます。

プラチナ価格は2007年前半は4400~5200円ぐらいの間で推移していたのに、秋以降ぐんぐんと上がり続け、田中貴金属工業の小売価格では2月15日の段階で1g7,317円になっています。

このおかげでとんだとばっちりを受けそうなのが、婚約&結婚指輪。朝日新聞の2月15日の記事では田中貴金属の関連会社のコメントとして、このままプラチナの価格が上がり続けると、結婚&婚約指輪も値上がりする可能性があることを掲載しています。

ただでさえ高価な婚約&結婚指輪。“愛の証”に値段は関係ない!といっても、やはり気になりますよね。

どうして婚約&結婚指輪にプラチナを使うの?

婚約指輪や結婚指輪にプラチナを使うのはいまや当たり前となっていますが、どうしてそうなったのでしょうか?

プラチナが貴金属としてその価値を認められたのは1700年代のこと。ジュエリーとして積極的に利用されるようになったのは19世紀後半のことです。1886年にティファニーがプラチナを使った立て爪のダイヤモンドリングを発表。プラチナを細く加工した優美なデザインはダイヤモンドの輝きを増すことにも成功し、一世を風靡したのです。

プラチナは純粋性と希少性、永続性という3つの特性を持つと言われています。純粋性とはその純度のこと。プラチナ・ジュエリーは最低でも純度85%以上が必要。K18のゴールドが75%の純度ということを考えれば、その純粋性は際立っています。

プラチナは採れる量も場所も限られています。また、1トンの原鉱石からは約3gしかプラチナを採ることができません。3gとはまさに小さなマリッジリングおよそひとつ分の重さ。非常に希少な貴金属ということができるでしょう。さらに、プラチナは非常に安定した貴金属で、日常生活では変色や変質をすることがなく、その美しさは永遠に続きます。

この純粋性・希少性・永続性の3特性が、“愛の証”にふさわしいとされ、婚約&結婚指輪に利用されるようになったのです。プラチナの美しい白色も結婚にはお似合いの色でした。こうしていまや日本の婚約指輪の約98%がプラチナで作られるようになったというわけ。

ちなみに、ホワイトゴールドはもともと金色のゴールドに他の貴金属を混ぜて人工的に白い色を造り出したものです。実際に間近で見て、手に取ってみると、その輝きや重量感に違いがあります。

“一生もの”ともいえる婚約&結婚指輪。価格も大いに気になるところですが、品質やデザインなどもチェックして、お気に入りを選びたいものです。

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