早く結婚を決め過ぎたことが延期の理由?
2007年末、ちょっとした話題となったのが福岡ソフトバンクホークスの王貞治監督の娘さんで雑穀料理研究家として活躍する王理恵さんの結婚延期騒動。王さんは、横綱朝青龍の担当医として知られる本田昌毅さんと結婚することを発表したのですが、その後ほどなくして、結婚を延期することに…。この後、どんな展開になるかはわかりませんが、彼女の話す内容を聞いていると、結婚は延期ではなくて解消なのかしら?という感じもします(あくまでも個人的な感想です)。ワイドショーなどの報道によると、「本田さんのお蕎麦の食べ方が気に入らなかった」とも言われていますが、そんなことくらいで結婚延期(解消?)なんてねぇ…。ただ、王さんと本田さんの場合、知りあってから結婚を決めるまで1年未満という短さだったという背景があり、急いで結婚を決めた結果ゆえということがいえるかもしれません。
ちょっとしたしぐさが気になって婚約破棄? |
そういう意味では、王さんの場合、結婚前に踏みとどまる(?)ことができ、よかったのかもしれません。また、曲折を経て、結婚することになった場合でも、この経験はきっとふたりの絆を強くするに違いないでしょう。
婚約すると相手のことを厳しい目で見てしまう
一度は結婚しようと決めたのに、その決心が揺らぎ、婚約破棄に至るには、それ相当の理由があります。相手に別の異性がいた、婚約期間中に浮気をされた、隠し子がいた、多額の借金があった、などというのはけっこうわかりやすい理由ですが、第三者はおろかその相手にとっても(!)その理由がイマイチわからない場合もあるようです。結婚を決めると、相手はただの恋人から未来の伴侶へと格上げされます。そうなると、いままでよりも厳しい目で相手のことを観察してしまうという側面が出てくるようです。そうした場合、恋人時代にはあまり気にならなかったことが、なんとなく気になってくることも……。
とある女性は婚約をした途端、相手のイヤなところが目に付くようになったといいます。「音を立てて食べること、レストランなどでスタッフに少し横柄な態度を取るところなど、以前から気がついてはいました。でも、“好き”という気持ちが優っていたため、見て見ぬふりをしていたんでしょうね。ところが、いざ結婚することになって、子どもが出来たときにこの人がよき父親になれるかと考えたときに、ちょっと不安になってしまったんですね」。
そう考え始めると、彼のやることなすことがどんどんイヤになってしまったといいます。そして、婚約破棄に。彼のダメな面もひっくるめてすべてを愛するという気持ちがなかったといえばそれまででしょうが、結婚という人生の最大事に直面し、女性の「優れた子孫を残したい」という本能(?)が働いた結果といえるかもしれません。
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