今回の行き先は【鹿児島】 日本初もある、神話と湯の霧島へ |
様々な名所・旧跡が揃う鹿児島から、今回は霧島神宮とその周辺をご紹介します。
霧島神宮は6世紀に創建されたと言われる古刹中の古刹で、周囲には霧島山の恩恵を受けた良質の温泉郷がたくさんあり、日本で初めてハネムーンを楽しんだご夫婦が行き先に選んだ場所でもあるんですよ。
「天孫降臨」の主人公を祀ります
まもなく300年を迎える霧島神宮の勅使殿、拝殿、本殿。1989年には国の重要文化財に指定されています(2002年8月撮影) |
霧島神宮の社号標と石段。この石段を登ると二の鳥居があります(2002年8月撮影) |
ご祭神は、天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫にあたるニニギノミコト。日本神話として読み継がれる『古事記』の中で「天孫降臨」として高千穂に降り立ったと言われています。
それでは、霧島神宮に参拝することにしましょう。
二の鳥居から表参道。突き当たると三の鳥居が見えてきます(2002年8月撮影) |
石段を登り、二の鳥居をくぐると表参道。表参道を歩いたつきあたりには展望台があり、見通しが良い時には鹿児島のシンボル、桜島を望むことができるとのこと。
右手を向くと三の鳥居。その鳥居をくぐって参道の両脇に茂る並木を通り抜けると勅使殿、拝殿、本殿が現れます。朱塗りの美しい建物は300年もの時間が経ったことを全く感じさせない美しさですね。