結婚式準備が引きがねとなる?「マリッジブルー」
「マリッジブルー」という言葉、聞いたことありませんか?結婚に対してなぜか不安になってしまい、イライラしたり、憂鬱になってしまったりする状態を言います。「マリッジブルー」に陥る理由はさまざまありますが、結婚式の準備が忙しかったり、うまくいかなかったり、彼が手伝ってくれずに不満が募ったり……と、結婚式準備がきっかけになることもあるのではないでしょうか。「あ~もう結婚式なんかしたくない!」もしかしたら、マリッジブルー? |
結婚式の準備がうまくいかない理由はさまざまだと思いますが、彼が協力してくれない、手伝ってくれないというケースは、けっこう多いのです。最近は結婚式に前向きに取り組む男性が増えましたが、やはりなかには「彼女任せ」という人も。
「結婚式は女性のためのもの。だから、彼女の好きなようにしていいし、彼女が決めたことには文句を言わない」という男性もいますが、「自分の好きなようにはしたいけれど、全部任されても困っちゃう」というのが女性の本音。一世一代のふたりのイベントだからこそ、一緒に協力して作り上げていきたい気持ちもあります。そんな女性の複雑(というかワガママ?)な気持ちを男性がわかってあげないと、女性のイライラは募るばかりとなってしまいます。
彼を結婚式準備に引きずり込もう!
とはいえ、女性も自分の気持ちをわかってもらうべく、ちょっとした工夫をする必要があるでしょう。人生の中で最も幸福であるべき婚約時代なのですから、ふたりで楽しく過ごしたいもの。そして、結婚式の準備を通して、ふたりの絆がより深くなり、いままで以上にわかりあえたら、こんなに素敵なことはありません。結婚式の準備にあまり協力的でない彼に対しては、高圧的に「やってよ!」というよりは、彼が興味を持ちそうな事柄をお願いすることから始めるといいと思います。エクセルの達人なら招待客リスト作り、写真やデザインなどに興味があるならペーパーアイテム作りや会場の装飾、イベント好きならプログラム作りや演出、音楽好きならBGMの計画etc.…、彼が力を発揮できそうな分野は結婚式準備においてたくさんあるのではないでしょうか。興味のあるところからはじめ、徐々に結婚式準備に参加してもらう、というのがテです。
やってもらうときは3ステップを厳守
さて、このとき大切なのは、彼が担当してくれたことに関しては、文句を言ったり、けなしたりはしないことです。気に入らなくても、成果物はいったんは褒め、労力をねぎらうことが大切。そのうえで、「ここをもう少しこうしたら、もっとよくなるんじゃない?」と、修正をもちかけること。実はこれ、家事分担のテクニックに通じるところもあるんです。任せたら、とにかく口を出さないこと。できたものをまずは認めること。そのうえで、改善して欲しい点があれば伝えること。この3ステップを守りましょう。休日には、ショッピングのついでに招待状に使うペーパーやプチギフトを見に行ったり、プログラムやBGM作りの参考にと映画やお芝居、コンサートに行ってみてはいかがでしょう。この時、目的はあくまでもショッピングや映画、コンサートなどすることがポイント。「結婚式のために」という前提があると、なんだか義務感が発生してしまいますから。彼をうまくノセて、デートや遊び、レジャーの延長線上として、結婚式の準備ができれば、お互いも楽しいし、より絆が深まるのではないでしょうか。
次ページでは結婚式準備に積極的な彼の場合について