【会場】ホテル人気が再びやってくる
ここ数年、新しい結婚式のスタイルとして話題を集めていたゲストハウス。このゲストハウス人気はもちろん来年も続くと思うのですが、一方でホテル人気も盛り返してくるのではないかというのが私の予想です。高級外資系ホテル続々登場で、ホテル人気復活? |
とはいうものの、そうした大人の女性たちの需要にホテルが追いついていなかった、というのが現状でした。つまり、高級外資系ホテルで結婚式がしたくても希望の日程がとれず、別の会場に流れるというケースがなきにしもあらずというところでした。ところが、今年はコンラッド東京とマンダリンオリエンタル東京がオープン。大人の女性の希望に応えるホテルが増えたことで、一層ホテルウエディングの人気が高まるのではないかと思うのです。
もちろん、国内のホテルも外資系ホテルに負けじとパワーアップしていますし、黒田清子さんのご結婚式が帝国ホテルで行われたのも、ホテル人気を後押しするのではないかとにらんでいます。
【ドレス】ノースリーブから袖ありドレスへ
ウエディングドレスは、ここ数年ノースリーブをはじめ、腕やデコルテを露出するデザインのものが人気を集めています。季節感や体型などすべてお構いなしで、露出系ドレスの人気が際立っていたわけですが、その動きは来年には少し沈静化するかもしれません。透け感のある素材なら袖ありでも重く見えない |
一説によると、アニメ『ルパン三世 カリオストロの城』に登場したクラリス姫の花嫁衣装をモチーフにしたとのことですが、クラリス・ドレスの元祖は女優の内田有紀さん。ご本人も確か「クラリスのドレスをモチーフにした」とおっしゃっていたと思います。
ところで、クラリスのドレスというと、上腕がパフスリープになっていてそのまま長い袖がつながっている、というイメージだったのですが、DVDのカバーをチェックしてみると、パフスリーブのドレスにロンググローブをあわせているのですね。このドレス、ハイネックになっているのもポイント。来年は、袖あり、ハイネックあたりがトレンドを引っ張るかも?
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