あなたは婚約指輪、欲しい派?いらない派?
以前は当然のように愛の証として存在していた婚約指輪。なのに、最近はもらわないという人もいるのだとか。「高いからもったいない」「普段つけられるデザインじゃない」そんな理由のようですが、一方で、彼の愛の証として贈られた婚約指輪はそのダイヤモンドの輝き以上に「愛されている」という喜びと安心感を与えるものでもあります。今どきの婚約指輪事情を探ってみましょう。安達祐実さんの婚約指輪はティファニー
さて、まずは女優の安達祐実さんの結婚会見。話題はもっぱら妊娠2カ月ということに集まっていたようですが、結婚会見でおなじみの婚約指輪披露のシーンもちゃんとありました。レポーターの「それ、婚約指輪ですか?」という問いに対して、恥ずかしそうに「はい」と答えて左手をレポーター陣に向ける祐実ちゃん。一斉にシャッターがばしゃばしゃと切られましたが、ん~、あららん、なんだかちっさ~い、と思ってしまったのは私だけではなかったでしょう。その場の微妙な雰囲気を察したのでしょうか、お相手の井戸田潤さんが「今現在の僕の収入で買えるのはこれくらいなんで……」みたいなことをおっしゃっていたのが印象的でした。婚約指輪は別に高けりゃいいってもんじゃありません。彼が精いっぱいの誠意で買ってくれるから嬉しいんです。その証拠に、祐実ちゃんの幸せそうなことといったら。二人はこれからこの指輪を毎日見るたびにその幸せの瞬間を思い起こすことでしょう。芸能人の婚約指輪というと、ドカーンとびっくりするほど大きなダイアモンドというのが定番だったので、「小さい」という感想を持ってしまったのですが、いやはやホント失礼しました。ちなみにあの指輪、ティファニーのもの。0.4カラットだそうです。
値段は関係ない!贈ってくれる気持ちが大切なのです |
婚約指輪は本当にいらない?
婚約にはつきものの婚約指輪。給料の3カ月分が目安などとも言われていましたが、これは昔のお話。現在は30~50万円台くらいが相場になっています。さて、この婚約指輪、最近では「いらない」という声も耳にするようになりました。贈るのは男性ですから「俺は婚約指輪なんて買ってやらないよ」という男性が増えているのかと思いきや、そうではありません。ガイドが取材したカップルによると、女性のほうが「いらない」と言っているケースが多いようなのです。
なぜ、婚約指輪はいらないという女性がいるのか。理由はいくつかありますが、その根底にはやはり価値観が多様化してきたことがあげられると思います。婚約したら婚約指輪を贈るもの、もらうものというのが今までの絶対的な価値観でしたが、別の価値観を持つ人が出てきたということです。
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