結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

杉田かおるの離婚騒動から考える スピード結婚の落とし穴(2ページ目)

この1月にセレブ婚として話題になった杉田かおるさん。しかし、ここにきて離婚の話が…。もしかしたらその原因は出会ってから1カ月というスピード婚にあったのではないでしょうか?

粂 美奈子

執筆者:粂 美奈子

結婚ガイド

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最初から相手を見抜く力があれば問題なし

もちろんスピード婚だからといって、全部が全部うまくいかなくなる、といっているわけではまったくありません。スピード婚でも円満な結婚生活を送っているカップルはたくさんいます。そんなカップルから、スピード婚を成功させる秘訣を探ってみましょう。

スピード結婚の落とし穴
恋愛初期でもしっかりと相手を見極めれば、スピード婚も怖くない!
スピード婚を成功させているカップルは大きくわけて2タイプあります。ひとつは、恋愛初期状態で感じたお互いの印象がずっと変わらない、あるいは変化しても許容できる範囲である、さらに、その変化がさらに好印象へとつながっているという場合。このケースでは、恋愛初期の興奮状態が冷めても、お互いに変わらぬ愛情を持つことができ、円満な夫婦関係を築いていけるようです。

つまり、この場合は、恋愛初期の段階で、しっかりと相手の本質を掴んでいたということができるでしょう。このケース、比較的年齢が上のカップルに多いよう。ある程度の年齢を重ねてくれば、人を見る目も肥えてきますし、自分がどんな人と相性がいいのかもわかってきます。ですから、恋愛初期の舞い上がった状態でも、直感的に相手のことを見抜いていたといえるかも。杉田かおるさんのスピード婚もこのパターンかと思っていたのですが、う~む、どうやら私の読みは甘かったようですね。

「結婚」が抑止力になる場合もある

もうひとつは、恋愛初期の興奮状態が冷め、相手に失望するものの、持ち直すというパターン。この場合、「結婚」がふたりの関係を修復する一種の抑止力になるようです。単なる恋人関係であるのなら、相手に失望したら別れればいいわけです。ですが、結婚しているとそう簡単にはいきません。親や親戚、友人、仕事関係者などに何といって説明しよう、スピード婚スピード離婚ではみっともない…などといった気持ちが働くわけです。また、新生活のために用意した住居や家具、家電などもどうするか、といった現実的な問題も発生してきます。

そんなことを考えているうちに、再び相手とじっくり向き合ってみると、最初は失望でしかなかった部分が実は相手の長所なのでは?と思えてきたり、自分の至らなさを反省できるようになってきます。こうなればしめたもので、お互いをより深く理解することができ、よりよい夫婦関係を築くことができるのです。

運命的な出会いで電撃的に結婚!というのはなんともロマンチックですが、結婚はやはり人生における重大事項。一時の激情に流されることなく、本当にその人と結婚してもいいのか、じっくりと自分に問いかけることは必要ですよね。

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