結婚するふたりへ贈る珠玉の言葉の数々

芥川賞作家の新井満さんの『結婚おめでとう』(PHP研究所、1050円)は、新井満さんの「祝婚歌 結婚おめでとう」のほか、キリスト教式(カトリック・プロテスタント)、神前式、人前式、仏式の誓いの言葉、結婚する前に知っておくべき法律と手続きなどから成っています。

『結婚おめでとう』
白とブルーの装丁が爽やか。これから結婚する人へのプレゼントにもぴったり
「祝婚歌 結婚おめでとう」は結婚する若いふたりへのメッセージという形の詩ですが、結婚する本人たちの気持ちを代弁しているような内容でもあります。ページの大半を使い、美しい写真とともに紹介されており、ちょっとクサいなあ~、テレるなあ~と思うような部分もあるのですが、結婚式という一世一代の出来事を前にしては、これくらい気合いの入ったもののほうがふさわしいといえるのかもしれません。

最近の結婚式の時には誓いの言葉を読み上げたり、挨拶をしたり、新郎新婦が自分の言葉でゲストに思いを伝える機会が多くなっています。そんな時、気の利いたフレーズが思い浮かばない……と悩む人も多いはず。そんな時に、この「祝婚歌 結婚おめでとう」を読めば、イマジネーションが膨らんでくるはずです。

ただひとつ注意していただきたいのは、そのままフレーズを引用するのは著作権侵害になる可能性がありますので、行わないで下さいね。なお、朗読はOKです。

あとがきの「私たちの笹ダンゴ結婚」にジーン

この本の最後には、あとがきに変えてという形で、新井満さんの結婚のエピソードが紹介されています。新潟出身の新井さんと奥様の仲を取り持ったのが名物の笹ダンゴとのこと。奥様の天真爛漫さも印象的ですが、おふたりの結婚式で奥様のお父様がされたスピーチの内容にジーンと来てしまいます。

読むとほんわかと心が温かくなる一冊。結婚式の準備で疲れた時など、パラパラとページをめくってみると、きっと癒される心地がすることでしょう。

■『結婚おめでとう』の購入はこちらから

■「結婚式」サイト内での関連リンク集
おすすめ書籍
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。