ついに芸能人にもきたゲストハウスの波
結婚式会場におけるゲストハウス人気というのは、ここ数年顕著なものがあります。とはいえ、芸能人となるとホテルが圧倒的に人気。芸能人といえば新高輪プリンスホテルの飛天の間!ですが、こちらは広さなんと2013平米(610坪)もあり、着席で1400名、ビュッフェなら3000名も入ってしまうというスケールを誇ります。やはり芸能人は招待客が多くなりますから、このくらいの広さがないとだめということなんでしょうね。邸宅を貸切って結婚式が行なえるゲストハウス・ウェディング |
基本的にゲストハウスは邸宅から庭園まですべてを貸切ってウェディングができるというのがウリ。ここももちろんその例に違いません。バンケットの収容人数は着席で120名。飛天の1400名には比べるべくもありませんが(というか、1400名が淒すぎ!)、ゲストハウスで120名というのはけっこう広いほうなのではないかと思います。
仕事関係者はあまり呼ばずに、親戚や仲の良いお友達だけを呼び、アットホームなパーティをというのが最近の流行ですから、奥菜さんの結婚式もこれに習ったものかもしれません。まあ、新郎の藤田晋さん (サイバーエージェント社長)と、アーフェリーク白金台を経営するテイクアンドギヴ・ニーズ (T&G)の社長、野尻佳孝さんがどうやら六本木ヒルズ族らしいので、そのつながりも大きいような気もしますが。
■新高輪プリンスホテル「飛天」の間
■アーフェリーク白金
相変わらず根強い人気の神前挙式
挙式スタイルは、キリスト教式、神前式、人前式の3つがポピュラーなのですが、圧倒的に人気が高いのはキリスト教挙式。ところが、有名人の結婚式を見ると、神前式で挙式したというカップルがけっこう目立ちます。新しいところでいえば、12月に挙式した西武ライオンズの松坂大輔投手と日本テレビアナウンサーの柴田倫世さん。このふたりが挙式したのは静岡県の三嶋大社。 ケミストリーの堂珍嘉邦さんも、中止にはなったものの当初は広島県の厳島神社での挙式を予定していたし、5月には女優の水野真紀さんと衆院議員の後藤田正純さんも、徳島市の忌部(いむべ)神社での神前挙式でした。
芸能人は神前挙式を好む、というのは実はここ数年の傾向で、 少しさかのぼると俳優の本木雅弘さんは明治神宮だったし、天気予報士としても活躍する石原家の次男坊、石原良純さんは確か伊勢神宮でした。
次ページでは、芸能人がなぜ神前挙式を好むのか、2004年のロイヤルウェディングについて紹介!