ウエディングヴェールと聞いて真っ先に思い出されるのは、故ダイアナ妃のウエディングドレスです。8メートルもの長いトレーンにふんわりと覆いかぶさるヴェールには1万個もの真珠貝のスパンコールがちりばめられていたとか。あのロイヤルウエディングの影響で、日本でも長いトレーンのドレスとロングヴェールが大いにもてはやされることになりました。
ロングヴェールはまさに花嫁の憧れ! そして、このたびなんと! 日本で生まれたロングヴェールが世界一長いヴェールとして、ギネスに認定されることとなりました。そのヴェールの長さはなんと2,023,86メートル! いや~、長いです。
制作したのは桂由美ブライダルハウス。2000年12月31日に、兵庫県宝塚市で『21世紀カウントダウン・イベント』が開催された際、10組のシビルウエディング(人前結婚式)が行われ、この時にこのロングヴェールが登場したのです。
ヴェールは当初、21世紀にちなんで2001メートルで制作されたとのことですが、約1万人の宝塚市民に捧げ持たれたため、少しばかり伸びて2,023,86メートルになったとのこと。2001のほうがキリはよかったのでしょうが、記録として1ミリでも長いほうがいいですよね!?
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