東京風月堂 |
日本のお菓子業界をリードしてきた老舗店。小さい個別包装のバウムもありますが、やっぱり大きいほうが、引菓子としてはゴージャス感があっていいような気がします。今回食べたバウムの中では、一番の“色黒ちゃん”。卵やバターの香りがするしっかりとした作りです。砂糖コーティングは厚めですが、それほど甘いという感じはしません。透明のプラスチックケースに入っていて、型くずれの心配がないのも引菓子として贈るにはうれしいところ。「バームクーヘン・ガーベラ」1000円。ネット通販OK。
★東京風月堂
以下はちょっと変わり種のバウム。普通のバウムじゃダメダメ~!という方にお勧めします♪
アンリ・シャルパンティエ |
「ガトー・ピレネー」はフランス南西部、スペイン山脈ガスコーニュ地方に伝わる民族菓子だそう。回転する串の上に生地を流して焼いていくといいますから、製法はバウムクーヘンと同じですね。見た目はバウムよりもかなりでこぼこしています。その造形がなかなか面白い。甘味はわりとあると思うのですが、パサッとした感じの口当たりで、さっぱりとしています。オレンジと洋酒の風味がかすかにして、ちょっぴり大人の味わい。周りには何もついていません。なお、アンリ・シャルパンティエでは、ブライダル用のラッピングにも力を入れています。5つのラッピングペーパーから好みのものを選べるサービスはうれしい! 「ガトー・ピレネー」Sサイズ1000円。ネット通販OK。
★アンリ・シャルパンティエ
柳 月 |
おいしいお菓子屋さんがいっぱいあることで知られる北海道帯広の名店。「三方六」は切り株を縦に4等分したような形で、周りにはチョコレートが塗ってあります。白樺の木肌に見えるよう、ホワイトチョコの地にブラックチョコをかけたのがニクイ! さっぱりとした甘さで、意外に1本ペロリとイケちゃうんじゃないかって感じ。男の人にも喜ばれそうです。しかも、なんとあのモンドセレクション金賞受賞! 引菓子にする場合は、鶴の模様が入った特製の箱に入れ、のしをつけてくれるそうです(2本入りから)。「三方六」1本入500円、2本入1100円。ネット通販OK。
★柳月