ブライダルフェアとは、結婚式を挙げようと考えているカップルやその家族を対象に、その会場でどんな結婚式ができるのかを、具体的に紹介するイベントです。かつては成約者を対象にした内覧会のようなものでしたが、現在は成約前の人たちをターゲットにしています。
結婚式の会場を決めるときには、ある程度候補会場を絞り込んだ後に、実際に出かけてみてバンケットやロビーなどの施設や雰囲気などを自分の目で確かめてみることが大切。下見は基本的にはいつでも受付けていますが(レストランやゲストハウスなどでは予約が必要なところもあります)、バンケットの装飾はされていないので、実際の披露宴の雰囲気をつかむのがやや難しい場合も。
そこでおすすめなのがブライダルフェアなのです。ブライダルフェアでは会場コーディネートをはじめ、料理・ケーキ・引出物など婚礼アイテムの展示はもちろんのこと、本番さながらのデモンストレーションが行われる模擬挙式や模擬披露宴、衣裳試着会、婚礼料理試食会なども行われ(会場によって内容は異なります)、その会場の結婚式がよりよくわかる仕組みになっています。
基本的に参加は自由。当日にデートがてらフラリと訪れて大丈夫ですが、フェアや催し物によっては予約が必要な場合もあるので、事前に確認するといでしょう。参加費用も基本的には必要なし。ですが、試食会などは別途料金が発生することもあります。
どこでどんな内容のブライダルフェアをやっているかは、結婚情報誌やインターネットで調べればすぐにわかります。また、お目当ての会場があるなら、その会場のホームページを見たり、電話で問い合わせたりするのが早いでしょう。ゴールデンウィーク中もブライダルフェアは花盛り。とくに多いのが4月29・30日と5月6日。意外にゴールデンウィークの真ん中には少ないので、レジャーや旅行の計画がある人でも、日程の調整がしやすいはず。
なんの準備もなしに行ってもOKですが、結婚式の希望の日取り、招待客数、予算などをおおまかに決めておくと、より具体的な視点でフェアを見学できるはず。また、メモ帳や筆記具などもあると便利。衣裳の試着ができる場合は、カメラやビデオなども持参するといいかもしれません。
会場に到着したら、まずは受付で当日のスケジュールと会場の見取り図、パンフレットをゲット。スケジュールと見取り図を見ながら、どうやって回るのが効率良いか考えます。模擬挙式や模擬披露宴など時間が決まっているイベントを中心に計画を立てるといいでしょう。
また、見逃せないのがフェア特典。会場によっては、フェア当日に成約すると料金を割り引いたり、各種のサービスをしてくれたりすることがあるのです。もし成約するのであれば、ブラフェアを狙えばさらにお得に結婚式ができること間違いなし。成約しなくても、喫茶券がもらえたり、抽選でプレゼントがあたったりと、うれしいことてんこもり。さあ、このゴールデンウィークはブラフェア巡りをして、楽しくお得に結婚式会場を探しちゃいましょう!
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