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日本酒ベースの梅酒ベスト5!

日本酒ベースの梅酒。日本酒ならではのピュアな甘みや優しいアルコール感が人気の理由。おすすめの5銘柄をランキング形式でご紹介します!

友田 晶子

執筆者:友田 晶子

日本酒・焼酎ガイド

日本酒ベースの梅酒おすすめ銘柄5選!

古くから家庭でも造られ、薬用酒として健康にいいと親しまれ、今では専門の酒販店や料飲店ができるほど人気の梅酒。昔は焼酎や蒸留酒ベースの梅酒が多かったけれど、ここ数年、日本酒ベースの梅酒がたくさん登場してきた。日本酒ならではの優しい味わいに、やや低めのアルコール、日本酒本来の甘さを生かしたすっきりとした甘みが人気の理由。
日本酒ベースの梅酒のおすすめ銘柄

日本酒ベースの梅酒おすすめ5本!

日本酒の名醸蔵が造る人気の梅酒を5種、ご紹介しよう。
   

5位:八海山の原酒で仕込んだうめ酒

八海山の原酒で仕込んだうめ酒
 

淡麗辛口の代表八海山にも梅酒がある。火入れ殺菌した原酒をベースに国産青梅を漬け込んだもの。梅酒にも八海山らしく淡麗ですっきりとした酒質が感じられ、柔らかい甘さと自然な酸味が、飽きない梅酒にしてくれている。さすがのバランス。そのまま冷やしてストレートで楽しみたい。醸造酒ベースの梅酒ならではのなめらかさが堪能できる。まるで、デザートワインのような心地よさ。甘い梅酒はいやという方にお勧めしたい。

<DATA>
1800ml 2,700円(税抜)
720ml 1,300円(税抜)
アルコール度 14%

八海醸造株式会社
住所:新潟県南魚沼市長森1051
電話:025-755-3866

 

4位:梅乃宿 あらごし梅酒

梅乃宿 あらごし梅酒
 

神話の国、奈良県、大和の酒造りを脈々と伝承する梅乃宿。樹齢280年の梅の古木に鶯が飛来したことから命名されたことは有名。名前の通り、梅酒の人気も知られるところ。日本酒ベースに梅の果肉をブレンドした「あらごし梅酒」はいわゆるにごり梅酒。にごり梅酒のパイオニアだ。

梅そのものをかじるような新鮮な酸味と上品な甘みのバランスのいい逸品。梅を一つ一つ手洗いして仕込んでいる。デザートとしてストレートで。ソーダ割りにしてもへんに薄まらないところもさすが。濁りのない通常の梅酒もありこちらも人気。ラベルの文字は書家森大衛氏のもの。

<DATA>
1800ml  2,800円(税抜)
720ml  1,400円(税抜)
アルコール度  12%
エキス分  21%

梅乃宿酒造株式会社
住所:奈良県葛城市東室27
電話:0745-69-2121

 

3位:糖類無添加 じゅんまい うめざけ

糖類無添加 じゅんまい うめざけ
 

日本酒の甘さを生かした糖類無添加の超ナチュラル梅酒。赤磐雄町を使用した旨味たっぷりのボディある日本酒造りで知られる岡山の利守酒造が生み出した画期的な梅酒だ。焼酎などの蒸留酒よりアルコール分が低いうえに、エキス分を抽出してくれる砂糖も使用しない糖無添加日本酒梅酒は、細心の注意で丁寧に醸される。

使用梅は「古城」「鶯宿梅」。利守酒造らしいしっかりと芯のある日本酒に、心地いい酸味がうまく乗ったバランスのいい味わい。ハーブのような青々しい香りも特徴。まるで南フランスやイタリアのデザートワインのようだ。ワイングラスで冷やしてそのままで楽しみたい。「辛口純梅酒(じゅんばいしゅ)」もあるが、「うめさけ」のほうがドライ。

関連記事:無添加の梅酒「じゅんまいうめざけ」登場

<DATA>
500ml 1,800円(税抜)
アルコール度 12%

利守酒造株式会社
住所:岡山県赤磐市西軽部762-1
電話:086-957-3117

 

2位:雑賀 梅酒

雑賀 梅清酒
 

食酢の醸造元として創業した九重雑賀。食事と合う日本酒造りにまい進してきた名蔵である。また、梅の本場和歌山という立地もあり、日本酒ベースの梅酒人気の火付け役ともいえる。

梅酒用の原酒を仕込み、急速冷凍でエキス分を抽出しやすくした、南高梅、鶯宿梅、古城など厳選梅を漬け込むという大変手間のかかったもの。穏やかな甘さ、すっきりとした後味で非常に品格ある味わい。そのままストレートで上品な味わいを堪能したい。飽きない梅酒の代表といえるだろう。アルコール度10~11%の裏ごしした梅がはいったにごり梅酒もある。

<DATA>
1800ml  2,500円(税抜)
720ml    1,250円(税抜)
180ml      350円(税抜)
アルコール度 11%
エキス分  30%

株式会社九重雑賀
住所:和歌山県紀の川市桃山町元142-1
電話:0736-66-3160

 

1位:大七 生もと梅酒

大七 生もと梅酒
 

リピーターが相次ぐ大人の極上梅酒。大七ならではの「純米生もと」に、最高品質の大粒紀州産南高梅を漬け込んだ。美しい琥珀色、かぐわしい香り、シルキーでなめらかな舌触り、上品な甘さと梅の自然な酸味が調和した究極の梅酒といえる。

日本名門酒会主催の、梅酒を中心とする『和りきゅうる』試飲会において、四年連続して圧倒的第一位を獲得。「バランスの凄さ」「別格」「圧巻」と絶賛されている。そのほか、2008年 地酒大SHOW 『今女性に勧めたいリキュール』プラチナ賞、2009年 地酒大SHOW 『通にこそ勧めたい本格派リキュール』にも輝く梅酒の王様である。

オンザロックやソーダ割りでも薄まらない旨さとコクがあるが、やはりストレートで。グラスはクリスタルにしたいところ。

関連記事:日本酒大SHOW
関連記事:大七を味わう会

<DATA>
720ml  2,551円(税込)
300ml  1,234円(税込)
アルコール度 12%

大七酒造株式会社
住所:福島県二本松市竹田1-66
電話:0243-23-0007


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