とろけるような味わいの「黒糖梅酒」


ワイングラスに注ぐと、グッド・ヴィンテージのポルトか、樽熟成の長いダークラムのような香りが鼻腔をくすぐる。

濃厚な味わいの『黒糖梅酒』
これ実は梅酒だ。チョーヤが今年発売した新製品『黒糖梅酒』である。

ポルトやラムのような風味・・・と感じたのは、濃厚な黒糖や黒酢、黒ラムを使用していたからだった。アルコールも14%とワインと同じくらい。ラベルには『とろける』という言葉がついているとおり、とろりとした舌触りもポルト酒っぽい。

健康志向にピッタリの梅酒と、今大注目の「黒系食品」をコラボレートさせた、ヘルシー感満点のお酒である。さすがは梅酒業界ナンバーワンのチョーヤさんだけある。目の付け所がにくいじゃありませんか。

今年妙に梅酒にハマッてしまった私であるが、実は、白い砂糖ではなく、黒砂糖を使ってはいけないのかなあ、と漠然と思っていたのだった。単純に、黒砂糖のほうが身体に良さそうだから・・・なのだが。
そうしたら、とあるお酒の展示会で発見したのがこれであった。

黒糖だけあって、香ばしいコクと濃厚な甘味が特徴。「さらりとした」とか「かる~い」とか炭酸入りの「ウメッシュ」などとは、正反対の路線になる。
だから、おすすめは食後のお酒としてであろう。ゴルゴンゾラなどのブルーチーズをおつまみにしてみると、『黒糖梅酒』の甘さと青カビのぴりりとした刺激と塩辛さが絶妙の相性となる。
梅酒というとどうしても食前酒のイメージが強いが、ディジェスティフ(=食後酒)としての梅酒も新しい感覚で楽しめそうだ。

おしゃれなリキュールグラスでストレート。または、白ワインぐらいに冷やしてワイングラスで。いやいや、大ぶりの氷を入れたバカラのオン・ザ・ロックグラスでなら、褐色の色合いに深みと透明感が増し、かなりグレードの高いバー使用のディジェスティフにもなる。
さらに、この味わいだと、和食にも洋食にも中国料理にも、エスニックにさえもいけてしまいそうなところが、なんともすごい。

梅酒はこれからますます見逃せない日本のお酒になると、また確信してしまった。



■チョーヤ梅酒株式会社 0729-56-0515 

   『チョーヤ 黒糖梅酒』  720ml 1,000円

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