タイ料理/東京のタイ料理店

タイ料理 「ボァトゥン」…関内(3ページ目)

2009年6月20日に関内駅から徒歩30秒ほどという超好立地にオープンした新鋭店。ふらりと立ち寄れるのに満足度は十分。重宝すること間違いナシの安心店だ。

佐藤 わか子

執筆者:佐藤 わか子

世界のおうちご飯ガイド

メニューにないものでも注文してみて!

ひき肉のバジル炒めなど
左から時計まわりに、「ヤム マクワ(焼きなすのサラダ)」。泡盛のルーツになったといわれるタイの米焼酎「Mon Siam」と「あいやら」。「ガパオ ムー(豚肉のバジル炒めごはん)」。
ワタシはメニューを見て、ふと、“あぁ、ホーモック(魚介類や鶏肉などをココナツカレーソースにいれて蒸したもの)や“クン オップウンセン(エビと春雨の香草蒸し)があったらなぁ”と思っていたら、店員のかたが、「食べたいものがあれば、予約時におっしゃっていただければ大抵の料理は大丈夫ですよ。予約していなくても、できるものがあればお作りしますので、おっしゃってください。」
と声をかけてくださった。

見ためは引いてしまうかもしれないが、味はりんごのような爽やかな香りがしておつまみにぴったりの「メンダー トート」。常に状態がよいものを仕入れている。(ない場合もある)場所柄、ランチは常に盛況のようだが(ランチはセットで780円、880円、980円の3種類。お得感あり!)、夜の客はまばら。オープンしたばかりでまだあまり知られていないことが大きいのだろう。

店内は清潔感があり、センスよくまとまった落ち着ける雰囲気。夜に女性ひとりでも気軽に利用できる。しかもサービスはとても親密なのに、料理は客に合わせて出す順番に気を配るなど、細かいところまで目が届いていて、心地よい。
駅チカビルの上にありながら、開放感があって、全体に気持ちがよい空気が流れている、そんな風に感じられる店はそうあるものではない。

“できるだけ客の好みを叶えたい。良心的な価格で食事を心底楽しんでいただきたい”そんな想いがひしひしとつたわってくる店なだけに、まだあまり知られていないのは本当に惜しいと思う。
今後もぜひともがんばってほしい。応援したくなる店である。

神奈川から東京への移動時、横浜スタジアムへの行き帰り、山下公園、みなとみらい周辺に立ち寄ったときなど、あまり時間がないけれど、満足いく食事を摂りたい!そんなときには重宝する店だと思いますよ。なんといったって、駅から徒歩30秒ですもの。こんな穴場な店、知らなきゃソン!なのでは?

<店データ>
テーブル18席、カウンター4席の寛ぎに包まれた空間。■タイレストラン ボァトゥン
住所:神奈川県横浜市中区真砂町3-33 セルテ6F
営業時間:11:00~14:00 14:00~23:00(L.O.22:30)
TEL:045-664-4639
定休日:第3日曜日
(変更になることがありますので来店の際はご確認ください)
アクセス:JR「関内駅」北口より徒歩30秒またはみなとみらい線「馬車道駅」より徒歩約8分
地図:Yahoo!地図情報

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