びっくり仰天のレバ刺!
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澄んだ味わいの「レバ刺」(840円)。 |
まずは、何と言っても「レバ刺」。とても鮮やかな色合いで、口に含むと、いい意味で内臓を感じさせない澄んだ味わいなんです! こんなレバーは正直食べたことはありません!
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レバー好きにはさらにおすすめ! 「レバ刺1秒焼き」。 |
また、レバー好きにはとっておきの食べ方があって、この「レバ刺」を、両面1秒だけ焼く! 名づけて「レバ刺1秒焼き」です。こうすることで、レバー特有の香りがグッと立ってくるのです。ただ、1秒以上焼いてしまうと、食感ももそっとしてしまって台無しに。キレイなストライプ模様ができていれば、味もおいしい。できていなければNGといって間違いないので、一度お試しあれ。
バランスのよい一品!
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じみじみとおいしいと思える「極上クラシタ」(2,730円)。 |
続いては「極上クラシタ」。肩ロースの一部で、赤身とサシのバランスが非常にいい部分です。和牛ならではの香り、旨みが秀逸で、口当たりもやわらか。サーロインやリブロースよりも、しみじみとおいしいと思える味わいですね。
「つる屋」一番のおすすめ!
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「特選ヒレ」(2,730円)。写真は2人前です。 |
そして、このお店で最もおすすめしたい一品が、月に3回ほどしか入荷しないという「特選ヒレ」! 4mmの厚さにスライスされていて、焼いた後はそれをまるめて食べるんです。すると、まるめた中心に空気が入るので、ヴォリューム感、やわらかさを一層強く感じることができるのです!
まず、そのやわらかさに驚き、その直後に赤身の旨さとサシがもたらす豊かな甘みを実感します。飲み込んだ後には、品のよい香りがしばらく鼻孔に停滞し、この上ない感動を与えてくれます。この「特選ヒレ」に関しては、タイミングがよくないと食べられませんが、通い詰めていれば、必ずありつけることでしょう。そこまでしても食べたい逸品ですね。
締めの一品!
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豪快にかき込みたい「牛丼」(3,150円)。 |
締めの一品には、「牛丼」をオーダー。肩バラ肉を使用していて、牛丼としてみると味つけは薄めです。ここでも肉の味を前面に押し出した仕上がりですね。人によっては薄すぎると感じるかもしれませんが、お店のスタイルを考えると納得もできます。玉葱や三つ葉、青ねぎとともに豪快に頬張ってみてください。
今、焼肉と言えばここ!
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「つる屋」のご主人、石山さんと一緒に。 |
ボク自身、タイミングでまだまだ食べることができていないメニューがけっこうあるので、今後も通い続けたいです。今、ボクの中で焼肉と言えば「つる屋」です!
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<店データ>
■松阪牛肉焼 つる屋
所在地:東京都渋谷区渋谷2-8-1 森ビル1F
TEL:03-5467-2989
営業時間:17:00~23:00
定休日:日曜
東京メトロ銀座線・千代田線表参道駅より徒歩8分、JR山手線渋谷駅より徒歩9分。
地図:
Yahoo!地図情報
HP:
松阪牛肉焼 つる屋
※一部メニューにつきまして、現在提供していないものもあります。