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子どもにとって絵本とは? 絵本パパに直撃インタビュー(3ページ目)

「絵本パパたちは胎教に絵本を読んであげたの?」「子どもにとって、絵本とは?」…。「おはなし会」を終えたパパたちに直撃インタビューしました。

高祖 常子

執筆者:高祖 常子

子育てガイド


★「田中パパ」へのインタビュー★


Q1.「おはなし会」の魅力って何?
A.「おはなし会」では、絵本を正確に、しっかりと読み聞かせることを目的にしているわけではありません。子どもたちも自分もどれだけ楽しめたかということが大事。絵本をダシにして、コミュニケーションしています。

Q2.胎教でも読み聞かせしましたか?
A.語りかけはしたけれど、絵本の読み聞かせはしませんでした。

Q3.我が子に読み聞かせを始めたのはいつ頃から?
A.1歳になるちょっと前くらい。おもちゃ箱の中に絵本をまぜておきました。「さあ絵本を読もう」という感じでなく、おもちゃで遊んでいる途中で子ども自身が絵本に興味を持ったときに手に取ってくれればいいと思っていました。

Q4.子どもにとって、絵本とは?
A.絵本とは時間だと思う。誰かと過ごす時間。絵本を読んでくれるのって、父親とか母親とかが自分のためだけに使ってくれる時間、それが楽しくてもつまらなくても、子どもにとってはステキな時間だと思います。
絵本を読んであげる時間=親子でどれだけいい時間を過ごせるかっていうことかもしれないな。

「絵本を読んでもらった」っていう体験は、「そんな気がする」っていうくらいの記憶でもいいと思う。お祭りにつれて行ってもらった…っていうくらいのたった1行の記憶でいいと思う。
子どもが成長して自分に子どもができたとき、子どもに絵本を読んであげる父親や母親になるかもしれない。そんな心の中にかすかに残っている記憶みたいなものでいいと思う。

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