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人は文系と理系に分けられるのか? 文系型恋愛と理系型恋愛
文系型恋愛と理系型恋愛
確かにそうした傾向はあるものの、100%当てはまるというものでもありません。大学では理系の学部を卒業した人でも、社交性のある人はいますし、「数学が苦手だったから自分は文系」と思っている人の中にも、情緒的な文章を書くのが苦手な人もいます。そもそも、高校や大学に行っていない人はどうなのでしょう?
私が思うに、人は文系と理系に分けられるのではない気がします。
A.文系も理系も得意な人
B.文系よりも理系が得意な人
C.理系よりも文系が得意な人
D.どちらも得意でない人
以上の4つに分けられるのではないかと、思うのです。ですから、先の「理系だけど社交性が高い」人はA、「文系だと思っているけど情緒的な文章が苦手」な人はDということになります。
今回は、恐らくマス対象であるBとCの人について、文系型の恋愛傾向と、理系型の恋愛傾向をまとめます。Aの方は両方の傾向が混ざっていることと思いますし、Dの方はどちらにも当てはまらないかもしれませんが。
文系型恋愛、理系型恋愛 それぞれの定義
ドラマティックな文系型恋愛
・自分には合わない相手だとわかっていながら、どうしても好きで別れられないことがある
文系型恋愛の1番の特徴は、非常に感情的、叙情的であるという点です。そもそも恋愛とは感情的なもののはずですが、やはり人間である以上、そこには理性も存在するわけで。しかし文系型恋愛には、その割合が少ないようです。
たとえば、自分とは合わない相手、将来がない相手だとわかっていて、お互いのためにも別れたほうがいい、と思っていたとしても、「好きだから別れられない」という状況が典型的。感情を最優先するため、恋人がいながらほかに好きな人ができてしまう、といったことも多々あります。
・別れた相手と寄りを戻すことが多い
別れるときも感情的な文系型恋愛は、一時的な感情が去るとまた寄りを戻す、ということが多いもの。また、「別れたら他人」と、バッサリ関係を断つことを良しとしない考えがあり、別れた後も友達付き合いを続ける、という人が多いようです。
■理系型恋愛は、白黒はっきりつけたがる!
・「○○だから好き」と、恋愛感情も理論的
理系型恋愛をする人は、恋人に「私(俺)のどこが好き?」と聞かれたら即、具体的に答えられる人が多いでしょう。論理的思考による言動が多い理系タイプは、恋愛においてもあまり叙情的にはならないみたい。
・理系型の恋愛における喧嘩は“論争”
恋人と喧嘩をしても、相手を論理的に言い負かす自信があるのも理系型恋愛をする人の特徴。文系型は喧嘩の理由や相手の言っている内容そのものよりも、喧嘩中の相手の態度や言葉に怒ったり泣いたりしがちなのに対し、理系型は論争そのものに集中する傾向があります。そう考えてみると、文系に女性が、理系に男性が多いのも納得、という気がします。
・恋人と別れるときは、その理由をはっきり相手に告げる。
恋人と別れるとき、恋人の嫌いな部分や嫌いになった理由を告げることは、相手を酷く傷つけるものです。文系型の場合はそれとなく濁したり、ほかに好きな人ができたという理由を持ち出すことが多いのですが、理系型は明確に相手に伝えようと、言わなくてもいいことまで口にしがち。人の気持ちを慮るという点が欠けている人が多いのかも? しれません。
文系型×文系型は「同棲向き?」
その昔、別れた夫と再婚した女性が同じ職場にいました。再婚の決め手は? と聞くと、「やっぱり好きだった」という答えが……
2度も3度も結婚と離婚を繰り返す「結婚癖」のある人や、離婚した同じ相手と結婚する人などもこのタイプが多いのかもしれません。
文系型×理系型は「恋愛結婚向き?」
感情的な文系型と、論理的な理系型の組み合わせは、じつは非常に相性がいいようです。激情に走る文系型に理性で上手にブレーキをかける理系型。情動に乏しい理系型に情緒豊かな文系型と、お互いのマイナス面をうまく補える組み合わせだからです。このカップルは、文系型同士に比べると激しい恋愛には発展しないかもしれませんが、着実に愛を育む恋愛結婚に向いていると言えるでしょう。
理系型×理系型は「見合い結婚向き?」
論理的思考の持ち主同士である理系型同士のカップルは、恋愛の段階からお見合いのような付き合い方をしがちです。しかし、お互いの希望条件がマッチングした上で成立する見合い結婚は、意外とうまくいく、などと聞くこともあります。愛情という絆よりは契約に近い絆が強いカップルですが、それもアリ。一緒にいるうちに、自然と情による絆もできることでしょう。
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