母親と自分は別の存在であることを主張する
料理の味付け一つにも、母親を引き合いに出すのがマザコン男性です |
納得がいかない場合は、「あなたのお母さんはそうでも、私にはこういう考えがあるのよ」と自分の意見を主張し、母親と自分が別の存在であることを理解させる努力が大切です。その際、彼の母親の意見に反発するという姿勢を見せるのではなく、私自身の意見がある、と主張すること。彼の母親の存在を否定することは、あなたがしてはいけないことです。大人は誰に依存するのでもなく、自立した一人の人間として自分の判断基準を持っているべきだ、ということを、まずは態度で彼に示してみてください。
彼の母親は常に立てること
彼がマザコンだとわかると、彼の母親に対しても嫌な思いを抱いてしまいがちです。「彼女のせいで彼はマザコンになってしまった」と、憎む気持ちも涌いてくるでしょう。しかし、マザコンの息子を育ててしまった母親というのは、とても寂しがり屋な女性であることが多いものです。いつまでも息子と密につながっていたいという思いから子離れができず、過保護・過干渉な子育てをしてしまったわけですから。そんな彼の母親に接する時は、変に敵対心を抱かず、なるべく相手を立ててあげるようにしましょう。「彼はもう私のものよ」といったような、勝ち誇った態度を取るのは逆効果。息子を奪われたくないという母親の思いを、より強くさせてしまいます。母親というのは当然のことながら、彼やあなたよりも先に死んでしまう存在です。長い目でみて、我慢してあげることも必要ではないでしょうか。
彼に自立心を教育するのはあなたの役割
マザコン男性というのは、甘えん坊な人も多い傾向にあります。一口に甘えん坊と言っても、身を寄せてイチャイチャ甘えるという可愛いものとは限りません。親の過保護・過干渉の癖がついているため、何をするにも手を貸してもらいたがる甘えん坊、ということです。そんな彼を育てなおすのはあなた! 母親に依存することがいかにカッコ悪いか、自分自身で判断して行動することがいかに大切かを彼に気づかせるのです。そのためには、彼自身の意見を尊重したり、彼が自分で考えて行動したことを誉めたりして、彼の心の自立を助けてあげましょう。
元々、女性にとって男性は、子どものような一面を持っているもの。「私はあなたの母親じゃないのよ!」というセリフも時々吐きたくなるものですが、あくまでも子どもみたいなのは“一面”ですから、大らかな母性でもって、接してあげましょう。
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