運命の人と出会う・運命の恋は幻?
運命の人の見分け方
周囲はもちろん、芸能界においても同じ。「ビビッと来ました」とすぐに付き合い始めてもすぐに別れてしまうカップルは多いし、電撃的に結婚(ビビビ婚、ひらめき婚など)まで果たした人でも、以後、数年で離婚したりする。
運命の鐘は、案外、アテにならない。
その現実を知ってはいても、子供の頃から、たくさんのロマンティックな少女マンガやドラマに触れて育ってきた私たちは、心の鐘が鳴るのは運命の証拠であるという“運命の人神話”を捨てきれないのだと思う。
だって、間違う人がいる一方では、実際に、運命の鐘に従って幸せになっている人もいるわけだし……。30過ぎても、そんなイイワケを心の中で繰り返すだけで時が過ぎて行く。そんなことしていてもキリがない。
“運命の鐘”には、たぶん、偽物と本物があるに違いない。
運命の人の見分け方・タイミング! 電撃結婚の予兆かも?
恋愛を見極める目を曇らせるものの正体とは?
◆直感は冷静な時にこそ、動く。恋愛体質の直感はアテにならない。
“運命の鐘”とは、ひらたくいえば、直感のことだと思う。そして、正しい直感は、主観的になっている時や感情的になっている時は作動しない。たとえば、恋愛や結婚をのぞみ、理想を思い描くのはいいけれど、「絶対に今年中に出会う」とか、「私には年上の公務員がピッタリ!」などという主観による思い込みに縛られていると、見る目が曇る。感情も過多な人は要注意。お酒を飲んで感情が増幅している時のトキメキは、妄想7割であると心得たい(相手の男性の好意も、飲酒中は7割増しだしね)。
仕事においては冷静でも、恋愛においては主観的感情的になってしまう人は多い。ちなみに、恋愛において主観的、感情的になりがちな人とは、いわゆる「恋愛体質」な人。しかも、幼い恋愛体質な人だと思う。自覚している人は、主観と感情をコントロールできるようになるまでは、自分の直感(運命の鐘)をアテにしないほうがいい。
◆滞っている関係には意味がある。 運命は、ベストタイミングで進む。
出逢った当初は、互いに運命(らしきもの)を感じて盛り上がり、スムーズに距離が近づいたものの……。ある一定の期間を超えたり、ある一定の距離間になってから、なかなか進まなくなる関係がある。あるというか、ものすごく多いなと感じる。そもそも恋愛における女性の持っている馬力や望む速度と男性のそれはまったく異なるもの。だから、どんな恋愛関係も必ず滞る時期があるのだと思う。
そして、さまざまな恋を経験してきた大人の男女なら分かることだと思うけれど、ある一定のラインを突き抜けて深まって行く関係は、始まった恋の1割にも満たない。これも頭では分かっていることだけど、なかなか認めたくないことのひとつ。
女としては、せっかく火がついたんだから、どんなに小さくても、種火が消えるまでは大事にしたいと思う。ストレートに言えば、一度ベッドをともにした男とは簡単に切りたくないと思うのが女なんだと思う。だから、ついつい執着してしまうけれど……。執着が生む幸せな恋はナイと思う。
忙しくて会えない、関係が深まったとたん、彼が冷たくなった……etc 何かしらの問題で、関係が滞ってしまったら、滞ってるなりの意味がある。つまり、(それこそ)運命のSTOPサインなんだと思う。
本当に結ばれるべき相手とは、時間のかかり方はさまざまでも、いつかちゃんと結ばれる。無理に負荷をかけず、執着することなしに、自然な流れと、ベストタイミングで結ばれるものだと、さまざまな事例を見て思う。そういう意味では、最初だけ甘くて、後は苦しみのみが増していく恋愛は、偽物なんじゃないだろうか。
運命の、あの鐘を鳴らすのは、自分の意思じゃない。偶然に身を任せることも大事なんだと思う。
偽物の「運命の人」を見抜く、シンプルな方法
その恋が偽物か、本物かはシンプルな方法で見極められる。
偽物と本物を簡単に見抜く方法がいくつかある。そのひとつは、2人の関係が進んでいく上で生まれて行く、「アレ?」という疑問や違和感を見逃さないこと。心の鐘が鳴って、電撃的に始まった恋愛ほど、平常心に戻った時に相手に対して「アレ?」と思ってしまうポイントが生まれるもの。
「この人、何でこんなにエラソウなの?」「生理的な相性がいまいちだな」……etc さまざまな疑問がよぎっても、目の前の恋愛を何とか成就させたいと思う乙女な女性は、心の中に生まれた「アレ?」を見て見ぬフリしてしまうことも多い。けれど、それこそ、正しい直感だったりする。見逃さず、きちんと見つめてから、答えを出したい。
◆幸せな恋をしている友人から得られること
その恋人が偽物か、本物か。答えは、(冷静な)自分の心の中にある。とはいえ、それを見抜く自信がないなら、人に聞くという手もある。その辺の誰かに聞いても意味がない。自分を本当に思ってくれる人で、妙な嫉妬を抱かない人。できれば、幸せなパートナーがいる人に、彼と会ってもらい、率直な意見を聞いてみるのもひとつの手だ。
最後に――。このコラムにおいて、“運命の人”とは、長く建設的な関係を結び、愛し愛される喜べる相手を定義していましたが、もっと広い意味で“運命の人”はいろいろいると思う。
たとえ、3回デートしただけの人でも、何かを感じて、何かに気付かせてくれた相手ならば、やっぱり、ある種の運命なんだと思う。
長く愛し合える誰かに行き着くための、経験として大切に活かしたい。
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