自分なりの結婚適齢期とは
結婚しない人は、まだ結婚に対する心の準備ができていないとも言える |
「実は自分はものすごく結婚願望があったけれど、自然に恋愛していれば、いつか自然に結婚につながるものだと思っていた。でも、結婚と恋愛は違う。結婚は結婚についての意思とビジョンを明確に持って、そういう相手を選んで育てていかないとできないことだったんだなぁと思う」。
「30代後半なのに、オレ、今さら何言ってんだろうね」とテレ笑いしていたけれど、大いに共感している独身男女は多いはず。
恋愛して結婚することは可能だと思う。だけど、恋愛と結婚は別物だ。結婚を考えるなら、ふたりだけでなく、互いの家族もふくめて、長く一緒に生活していけるかどうかが大事だし、数年後、数十年後に自分自身がどう生きていきたいのか、その男性とどんなパートナーシップを築きたいのかをきちんとイメージしたり、考えたり、ふたりで話し合ったりしなきゃいけないんだと思う。
早く結婚した、しっかり者の男女からみたら、「そんなの当たり前でしょ!」と言われそうなほど、シンプルで基本的なことかもしれないけれど。ボンヤリした独身男女にとっては、何だか、そういうこと考えるのってロマンティックじゃない気がしているんだと思う(現実逃避とも言う)。
それでも、一生ひとりでいたいわけじゃない。永遠に恋愛というステージで踊り続けたいわけじゃない。やっぱり、人生の中でパートナーや家族を作りたいと思うなら、結婚について誠実に考えるべきなんだろうし、そういうことをリアルに考えて恋愛が育めるようになってきたら、それはその人なりの結婚適齢期なのかもしれない。
では、具体的に結婚する上で相手を選ぶ上で、何をチェックすべきか、どんなことを考えるべきなのか――。
それは次のページにて。