自分にとって本当に必要な伴侶とはどういう人?
20代後半から30代後半まで、永作さんの心の内側が散文詩のような形で正直につづられた一冊。彼女の本当の魅力の源が伝わってきます。 |
「平和なのはいいけど、やっぱりね、それだけでは退化するかも。一人で生きていくのも楽だけど、誰にも向き合わないで当り障りなく生きていたら、本当に草みたいになっちゃう(笑)。おいしい、気持ちいいっていうことだけじゃなくて、痛いことや辛いこともひっくるめて“刺激”はすごく大切だと思いますね。人間関係にしても、アクの強い人とか押し出しの強い人って敬遠されがちだけど、刺激になるから大事な存在なのでは。(後略)」
(『In Red』’09年6月号より)
さんざん大変な恋愛を経験した大人女子は、「結婚するには、ひたすらラクチンな人がいい」という人が多いけれど、永作さんは、そう思ってはいないのかもしれない。ラクなだけの相手なんていないし、刺激もふくめて、本当に自分に必要なものを持っている人、自分と寄り添える人は誰なのかをきちんと見極めての相手選びだったのではないかと思う。
結局は、恋愛するにも結婚するにも、今の自分を正しく知ること、過去も含めて受け入れることが必要なのだと改めて実感。
さらなる永作さんの結婚の秘密については、後編に続きます!