問題発見・解決能力の育成を徹底
3学期制。50分授業で6時限まで。立教大学への内部進学をはじめ、ほとんどの生徒が進学するため、大学での学問・研究に必要とされる基礎学力、専門的な教養、問題発見・解決能力を育成する。そのため学年が上がるにつれて選択科目を充実させ、高3はほとんどが選択必修および自由選択科目となる。高2の自由選択科目は受験数学演習、基礎ソルフェージュ、ドイツ語、フランス語など17科目。高3は日本古典文学研究、現代思想史II、離散数学といった大学での学びを意識した専門的なものから、受験対応のものまで70~80科目に及び、授業の多くが少人数で行われる。また、高3を対象とした立教大学特別聴講制度があり、立教大に進学した際は習得単位として認定される。受講可能科目は大学池袋キャンパス・新座キャンパス合わせて50講座程度
英語教育にも力を入れており、グレード別の授業を実施。
高2より他大学進学クラスを1クラス設置。進度を他クラスより速め、受験対応のテキストや問題集などを使用して指導を行う。
立教新座高校の大学進学実績
立教大学への優先推薦制度がある。成績、高3の必修となっている卒業研究論文、国語・英語の能力など推薦基準あり。学部は本人の希望、成績などによって決定。2008年度の学部別推薦数は、文学部19名、経済学部57名、理学部17名、社会学部39名、法学部59名、観光学部12名など。例年10~15%の生徒が他大学を受験。2009年度実績として、国公立では東大、筑波大、東京外語大、東京農工大、横浜市立大、北海道大、ハンガリー医科大各1名、千葉大2名。私立では早稲田大24名、慶應大9名、上智大11名、中央大7名、東京理科大9名、明治大6名、聖マリアンナ医科大、金沢医科大、埼玉医科大、慈恵医大、日本歯科大、昭和薬科大各1名、東京薬科大2名などとなっている(以上、現役生のみの合格者数)。