恋愛/アラサー女子向け恋愛コラム

30女にしかない恋のフェロモンの正体(2ページ目)

30過ぎるとモテなくなるとは限らない。年齢を重ねるにつれ、モテる人とモテない人の格差が激しくなってくるだけだ。その秘密は恋のフェロモンにある--。某俳優の男の子が語る「30代女性にしかない魅力」って?

執筆者:All About 編集部

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30代女性のフェロモンの正体とは?

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年齢を重ねてるごとに、複雑かつ感動的な美しさを重ねている希有な女性。版画家の山本容子さんの作品に著書にぜひ触れてみて!
彼の言う、30代女性が持つ多重構造の心からにじみ出ているモノとは、いわゆるフェロモンなのだと思う。もちろん、フェロモンとは単純にお色気のことを指すのではない。香水を吹きかければ、胸元をあければ、出るシロモノでもない。もっと、内面の深みから、匂い立つようなもの。

恋でも何でもストレートに思いや言葉を投げまくり、自分のソントクを中心に考えて突っ走ってきた、20代までのギャル時代には、絶対に出ない類のものだ。

20代までに経験してきたことや感じてきたこと、恋のすべてが複雑に絡み合い、多重構造になってはじめてにじみ出てくるものなのだろう。

30女なりの魅力を手に入れるには、“若さ”に執着しないことも大切なのだろうと思う。
表面的な若さを手放し、それまでの自分、今の自分を受け入れてはじめて人は自フェロモンを得るのかもしれない。

生き方も美しさも恋愛も20代の時と同じ方程式は使えないし、使わなくてもいい。(っていうか、使ったらヘンな人になっていくでしょう) 
私自身がものすごく尊敬している女性、版画家の山本容子さんも、年齢を重ねても美しい女性の秘密をこう語っていた。

「若さは美しさの1つだけれど、いずれ失われるものに執着すると醜くなってしまう。年を経て、熟することの素晴らしさを知ってほしい。人は性急に答えを求めるけれど、自分も人生も愛情も長い目でじっくり育ててみるといいと思う」

過去にしがみつくことなく、今にとどまることなく、熟することを受け入れていきたいもの。口で言うほどカンタンなことでなはいけれど。

心が複雑になった分だけ、複雑な滋味のある恋愛をしていきたい。

■本日の恋の栄養素
「マイ・ストーリー」
山本容子著 

高い評価を得る芸術家でありながら、よしもとばななの小説『TSUGUMI』などの美しい装丁も手がけ、多くの女性を銅版画の世界に引き込んだ。その成功と美貌とセンスはいかにして作られたのか--? 答えはこの自伝にある。波瀾万丈の幼少期から、いくつもの激しい恋と深い愛を体験した50代まで。人生のすべてが作品と彼女を作り上げていることがよくわかる。これは、現代を美しく生きて熟していきたい女性のための聖書だ。

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