ルックスもセックスもポイントはフェチ心!
決して、おぎやはぎの面白さを押しつけるつもりはないのですが……。巷で大人気かつ大ヒット中の『リチャードホール』は、最高に面白いです。お笑い好きではない私も爆笑でした! |
今や人気絶頂の彼らだけど、ブームの初期の頃は、「面白いけど、ちょっと変態っぽい!」(すみません)と女子の間で怖がられていた。私もそう思っていたフシがあるし、だから、まさか自分が小木さんが好みだとは気づかなかった。特にカッコよくないし、顔は好みじゃないし……。でも、コンビ愛をアピールする小木さんや、テレビに出ながらもぼーっとしている小木さん、ドッキリに引っかかる小木さんなどを見ているうちに、目が離せなくなってしまった。
気がつくと、久々にテレビ雑誌を買って、小木さんの出る番組を録画してまで観るようになっていた。
さすがに、ここまで来て気づいた。ああ、私って小木さんのファンなのかもしれない--と。そういえば、小木さんは私好みの“ひょろっと細身で、どこか孤独な感じ”の人だ。
リリーさんが好きだとはソッコーで自覚できても、小木さんが好きだとはなかなか自覚できなかった。要するに、いわゆるカッコいい男への感情は自覚できても、そうでもない人への感情は自覚しがたいということだ。
好きな男ランキングから、恋愛マニュアルまで、あらゆる情報を刷り込まれて30年以上も生きていると、いわゆる、「いい男とはこういうものだ!」と無意識に思い込んでいる。そこからハズれや男だと、たとえ、惹かれても、気づきにくいのかもしれない。
頭が先行すると世間的に総合点のいい男を選んでしまうものだけれど、理屈抜きで惹かれる男って、いわゆるイイ男とは限らない。かなり年下(かなり年上)なのに、他人から見たらブサイクなのに、何も持ってないのに、なぜか惹かれてしまう、フェチ心がくすぐられてしまう男--それこそが自分にとってのイイ男なのだと思う。セックスも同様! イクとかイカないとか、速度やサイズにこだわらず、フェチ心がくすぐられれば、ちゃんと満足できるのでは?
みんなにモテるイケメンに行くよりも、成就する確率も高いし!
他人には理解できないフェチ心で結ばれている分、唯一無二の関係を紡げる確率も高い。
そして、それこそが、みんなが求めてやまない“自分だけの男”だし、頭や理屈ではなく、本能や感覚で恋愛するってことなのだろう。
■本日の恋の栄養素
『リチャードホール』
おぎやはぎの面白さを押しつけるつもりはないのですが(笑)、ちまたの男女はもちろん、アーティストや俳優の間でもファンの多い『リチャードホール』 はぜひ! 濃いキャラクターの数々に、爆笑しつつも、フェチ心を探り当てられること絶対。
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