ふわふわした恋愛よりも、効率的にパートナーが欲しい人へ
かの有名な恋愛マニュアル、通称「ルールズ」。改めて読んでみる価値アリ? |
「男に自分から電話してはいけない」とかいうアレ! 要するに、「男をジラして、自分をできるだけ高値で売ろう」という恋愛本だ。自分を実物以上に高値で売ることに意味なんてあるんだろうか……とこれまた懐疑的な私だったけれど、みっちゃんは、コレ(詳しくは『ルールズ』参照)を忠実に実行して、今の彼をゲットした。
「出会った男子の中で3人ほどいいなって思う人がいたけど、『ルールズ』を徹底的に実行したら、2人は自然消滅しちゃった(苦笑)。でも、今の彼は2年もかかったけど、ものっすごく私に惚れてくれたんだよね。私は男に振り回される人生よりも、選ばれて大事にされる人生を歩みたいから、コレでよかったと思う」
恋愛を純粋に楽しむよりも、相手を惚れされることに全身全霊で取り組む。ゲームに勝つ感覚で恋愛を手に入れた。みっちゃんは、自分の欲しいものと生き方、それから恋愛力の弱点も冷静に分かって行動している。ある意味、潔い女だ。
「恋愛下手だし、恋愛欲求ももともと少なかったから、20代はずっと仕事に一生懸命だったんだよね。ハッと気づいたら、いい年になって彼もいない。かといって、いきなりアドリブで男子に惚れられるような恋愛能力なんて身についてないし、そういう刺激的な恋愛したいとも思わない。ただ、30代のうちにパートナーは見つけて子供は欲しいと思ったの。そう考えると、ムダな時間を使いたくない。効率よく、いいパートナーが欲しいと思ったから、お見合いパーティーにも勇気を出していったし、『ルールズ』を忠実に実行したんだ」
感性のみで勝負する恋愛は甘くておいしいけど、膨大な時間と心を使う、時には苦い毒も飲まなくちゃならない。30過ぎて、ゼロからそんな恋愛修行を繰り返すよりも、早く現実的なパートナーが欲しいなら、みっちゃんのように現実的なマーケティングと行動で恋愛をゲットするのもアリだなとシミジミ思った。
「お見合いパーティーなんてダサい」とか、「恋愛マニュアルなんて必要ない」なんて偏見で決めつけず、恥ずかしがらず、自分にとって必要ならば、どちらも潔く実行してみるといいと思う。全然動かずに、ただ恋愛砂漠を嘆きつづけて、年齢を重ねるよりも、100万倍カッコいいなとも思う。
はじまりの形はどうあれ、結果として、みっちゃんのように素敵な彼に出会い、深く愛されることは幸せの1つに違いないのだから。
■本日の恋の栄養素
『THE RULES―理想の男性と結婚するための35の法則』
世界中でベストセラーとなった恋愛マニュアル本。男の狩猟本能を刺激するために、ジラして徹底的に自分を高値で売る方法が事細かに書いてある。あまり興味のない類の本だったけど、みっちゃんの話を聞いて、興味がわいた。恋愛に不器用な砂漠女子さんにオススメの1冊だ。
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