都立西高校の入試傾向
募集人数は316名（男子166名、女子150名）。推薦入試の募集人数は定員の2割（男子33名・女子30名）。選抜は面接（120点）作文（240点）、調査書（540点）。作文は600字（50分）。先人の残した名言や警句などが一つ示され、それについての感想を述べるもの。学力検査の募集人数は定員の8割（男子133名・女子120名）。日比谷高と同様の方法で特別選考あり。検査科目について、国・数・英（リスニング含む）は独自問題、社・理は都立高共通問題。各100点。学力検査と調査書の比重は7：3。10年度の独自問題の平均点は国語53.4点、数学32.7点、英語66.0点。
（以上募集人員は昨年度の場合）
2010年度の推薦の実質倍率は男子3.81倍、女子5.20倍、学力検査（1次）は男子1.97倍、女子1.71倍。男子の推薦の倍率は例年3～4倍。女子は例年4倍強の超高倍率で、10年度は初めて5倍台となった。学力検査の倍率は上昇が続いている。東大をはじめ国公立難関大への進学が伸びているため、今後も高倍率で推移するだろう。
慶應義塾高（男子校）、慶應義塾女子高、早稲田高等学院（男子校）、豊島岡女子学園高、海城高（男子校）、青山学院高（共学）、巣鴨高（男子校）、中央大学高（共学）などの併願者が多い。
