宇宙をテーマとしたユニークな授業を展開
50分授業で6時限まで。附属大学での学びを前提として高度で幅広い教養教育を行い、大学の志望学部・学科選定へとつなげていく。高2・3の外国語の必修選択科目としてドイツ語、フランス語を設置。高2以降は多様な自由選択科目を設置。高2の自由選択科目として、国語では作文、話し方、語学では中国語が登場。高3は現代文、古典、体育、リーディングなど数教科のみ必修。数学、理科をはじめ多くの教科が必修選択および自由選択科目となり、より自分の得意分野や大学での学びを意識した時間割となる。選択科目のなかには慶應義塾大学の教員による授業もある。
さらに、新しい教育の試みとして2004年から開始された「宇宙授業」がある。学期に1回程度、宇宙をテーマとしたユニークな授業を行っている。理科分野にとらわれずにテーマを設定。これまで「宇宙で活躍する女性たち」「宇宙開発の現状と宇宙法」、宇宙にちなんだ連詩をつくる「宇宙旅行と宇宙連詩」などのテーマで専門家を招いて講演会やワークショップを開催。講演者のアポイント取りなど、授業運営は生徒自身が手がけている。