彼は、私の仕事観を理解してくれるかな? |
男女雇用機会均等法ができた1980年代当時、多くの女性が寿退社をする中で、「働く私を理解して欲しい」というキャリア志向の女性のことを男性は「気が強そう」と敬遠しがちでした。しかし、今は、結婚後も共働きを願う男性が増加し、妻の方が収入高くてもOKという男性も珍しくありません。この背景としては、雇用機会均等法ができて20年以上が経ち、男性側にも男女対等意識が強まったのと、経済状況の変化による影響が大きいと思われます。
結婚適齢期の35歳の苦悩
“35歳”を救え なぜ10年前の35歳より年収が200万円も低いのか (単行本(ソフトカバー)) |
「1997年には、500万~600万円台が最も多かったのだが、2007年には、それが300万円台となり、年収のピークが200万円以上も低くなっている、この10年で、低所得化が急速に進んでいるのだ。35歳1万人アンケートでも、年を追うごとに収入が上がるという、これまでの常識が崩れ、35歳の多くが、先行きの見えない不安を抱えている現実が浮き彫りになった」(引用)と解説されていました。