動画撮影・動画編集/おすすめビデオ編集ソフトレビュー

さらに優しく楽しく!Adobe Premiere Elements 8(2ページ目)

アドビシステムズのビギナー向けビデオ編集ソフトのPremiere Elementsの新バージョン『Adobe Premiere Elements 8』。さっそく利用してみたのですが、初心者に優しい機能、使って楽しい機能を搭載し、ますます使い勝手のよい編集ソフトに仕上がっていました。

阿部 信行

執筆者:阿部 信行

デジタルビデオガイド

手軽にムービーが作れる「インスタントムービー」がすごい!

ビギナーにおすすめしたい機能が、「インスタントムービー」という自動編集機能です。通常、ビデオ編集では、アセットをタイムラインやシーンラインと呼ばれる編集作業を行う領域に配置し、編集準備を整えてから作業をはじめます。

しかしインスタントムービーでは、以下の手順のように、取り込んだアセットが表示されているライブラリー画面で、ムービーに利用したいアセット選び、あとはいくつかの設定を行うだけで、ムービーが出力できます。

トリミングと呼ばれる編集作業や、タイトルの作成、BGMの設定といった、いわゆる通常のビデオ編集作業を一切行うことなく、プロ並みに編集されたムービーを出力できます。

1. アセットの一覧から利用したい映像を選びます

▲アセットの一覧から利用したい映像を選びます(画面クリックで拡大)

▲アセットの一覧から利用したい映像を選びます(画面クリックで拡大)


2. インスタントムービーを選択します
インスタントムービーを選択(画面クリックして拡大)

▲インスタントムービーを選択(画面クリックして拡大)


3. オープニングののデザインを選びます

オープニングのデザインを選びます(画面クリックで拡大)

▲オープニングのデザインを選びます(画面クリックで拡大)


4. タイトル文字などを入力します

▲タイトル文字などを入力します(画面クリックで拡大)

▲タイトル文字などを入力します(画面クリックで拡大)


5. ムービーが完成!

▲ムービーが完成です!(画面クリックで拡大)

▲ムービーが完成です!(画面クリックで拡大)



この機能、前バージョンから搭載されたものですが、特殊効果や詳細な設定などが大幅に改善され、自動編集とはいっても、より自由度、完成度が共に高いムービーを出力できるようになりました。

インスタントムービーで物足りなくなってきたら、通常のビデオ編集をはじめるというのも、ビデオ編集の世界に入り込む一つの方法でしょう。


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