給湯室、喫煙スペースなど社内の死角(一人になる場所)できっかけをつかむ
心のゆとり、ほんの少しの「隙」が恋をスタートさせるきっかけを作り出す |
ナオミさん(27歳)は給湯室でお茶をいれていたら、彼に「後輩から合コンのセッティング頼まれてるんだけど」と声をかけられ、合コンすることになりました。4人VS.4人で合コンして、帰り際に「じつは、ナオミさんと仕事以外でこうして飲みたかったんだ」と言われたそうです。
トモコさん(31歳)もちょっと休憩と、喫煙スペースに行くとよく顔を合わせる彼に「駅前にできた焼き鳥屋には、もう行った?」と聞かれ、「まだです」と答えたら、「今度一緒に行こうか」と誘われたそうです。後からわかったことですが、彼はトモコさんが一人になるきっかけを探していたのです。
仕事中、昼休み、息抜きの時間。意外と一人きりになる空間は少ないかもしれません。でも、ほんの少し隙を作ることでスタートする恋愛もあります。
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感情のコントロールは大事だけれど、ここ一番というときに気持ちを抑えすぎて後悔しないように |
とはいえ、例外もあります。ナツミさん(27歳)は片思いしていた彼が転勤になり、送別会の二次会のカラオケで酔った勢いで泣いてしまったそうです。「ずっと我慢していたんだけど、もう会社で会えなくなっちゃうんだと思ったら泣けてきた」と、涙の熱唱。彼も驚いたようですが、その情熱的な歌声が彼の心を打ち、遠距離恋愛をスタートさせて1年後に結婚しました。
ただ、この涙の熱唱が効いたのは普段のナツミさんが職場では凛とした態度で応対していたからです。好きな人に気持ちを伝えたいというのは自然なことですし、好き嫌いの感情が出てしまうのは、ある程度仕方のないこと。
いつも顔を合わせる仕事関係の相手の場合、意識しすぎてきっかけを掴むのが難しいかもしれません。でも、恋をスタートさせるには一歩踏み出す勇気が必要です。タイミングを逃さないためには、自分の気持ちに素直でいることも大事だと思います。
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