そば/そば関連情報

12歳のそば打ち#5●鉢の始末

とても小さなプロセスであるが、ワークフローとしてはとても大切なパート。ここまでで鉢の仕事が終わるので、こびりついた生地が乾かないうちに鉢を始末してしまう

執筆者:井上 明

のし台の上で繊細な生地に直接触れるステップの前に、鉢と手を清める

築地では、腰を守るためにノシ板の上に鉢をセットしている。また、庖丁も厚さ8mmという薄いラバー製を用いている。水回し~ノシ~切りがほぼ同一の高さで作業でき、腰への負担が激減する。ここでは、手にこびりついた粉を洗い落として新しいステップに入ると同時に、鉢をきれいに磨き上げて片付けてしまう。
ここまでで、そば打ちの最重要なパートはすべて終わっている(あとは、いかに失敗しないで打つかということがテーマとなる)

手打ちそば【鉢の始末】Wiping the bowl

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▲W1:使い終えた鉢に50ml程度の水を張る。そのあと、自分の手を洗い(青い)タオルで手を拭く。

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▲W2:手を拭いたタオルを使い回して、鉢にこびりついた粉を取り除く(乾いた状態にしなくてもよい)

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▲W3:もう一枚の(黄色い)乾いたタオルで鉢全体を仕上げ拭きして、鉢を所定の収納場所へと片付ける。
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