こちらは予約をして2人で夕食に訪れたときに注文したもの。お酒はまず、グラスのスパークリングワインと、ベルギーのホワイト生ビール「ブロンシュ
ド ブリュッセル」からスタートしました。この生ビール、フルーティーで余韻さわやか、食事によく合って、これからの季節には特におすすめです。
最初の一皿は「シェフのおつまみセット」(1500円・写真上)。手前から、柔らかな旨みのコールドポーク、大根のステーキのトマトアンチョビソース、自家製ピクルスという前菜の三種盛りです。
タコのガーリックソテー
写真上左は「農園バーニャカウダ」(1500円)。新鮮野菜のおいしさが濃く、キャベツもたっぷりと甘さを含んでいるため、せっかくのバーニャカウダソースがいらないほど。ソースはもっぱらパンを浸して楽しみました。
写真上右は、魚介好きにはたまらない「タコのガーリックソテー」(1800円)。限りなくぷっくりと柔らかく、それでいてタコならではの噛みごたえがある食感はなんとも不思議。ニンニクの香ばしさも手伝って、食前酒のあとに注文した白ワイン(ビオ)がすすみました。
秘密のスープが香るパエリア
2人で訪れたら、ぜひ食事の仕上げに注文したいのが人気のパエリア。3種類用意されており、豚肉と野菜のパエリア、(1人前1800円)、魚介のパエリア(1人前2000円)、豚肉とあさりのパエリア(1人前1800円)と、いずれも調理に30分を要するので、注文だけ早めにしておくと最適なタイミングでサーブされるでしょう。
写真上は「豚肉と野菜のパエリア」。注目すべきは中山田シェフが「秘密」と笑う、ちょっと意外な魚を加えた魚介スープの旨み。そこにロアジーナ自慢の北海道・やぶ田ファームで育てられた健康豚の柔らかな旨みが加わり、さらに新鮮野菜の甘みがプラスされて、ほかにはないユニークなおいしさに。秘密と言いつつ、聞けば気さくに教えてくれますので、もし注文したら、おいしい魚介だしの素材を尋ねてみてください。
パエリアに欠かせないお楽しみは、香ばしいおこげ。おこげがカリカリと上手に集められるヘラも添えられていますので、二人で存分に堪能してください。
国内産山羊のチーズで作るティラミス!
デザートに、珍しい群馬産の山羊のチーズを使った「山羊チーズのティラミス
ミルフィーユ仕立て」をいただきました。(1200円・写真上右) デザート作りを担当するのは柴田正幸さん。
層状に重なった一番下は、エスプレッソをひたしたビスキュイ。その上に、フレッシュな山羊のチーズと生クリームをあわせたクリームが重ねられ、その上には、エスプレッソ&カスタードクリームにひたしたビスキュイ。
山羊のチーズ・カスタードクリーム・エスプレッソのクリームがその上を覆い、山羊のチーズのムース、エスプレッソのグラニテがトッピングされています。山羊のチーズが苦手じゃない人限定の一皿!