カフェ/吉祥寺・荻窪・国分寺・青梅のカフェ

ねじまき雲(ねじまきぐも)…青梅(6ページ目)

ねじを巻かなければ止まってしまう古時計が静かに時を刻む空間で、極上の自家焙煎コーヒーと優しい創作ドリンクを。個人的にも大好きなカフェのひとつです。

川口 葉子

川口 葉子

カフェ ガイド

ライター、喫茶写真家。著書に『東京カフェ散歩 観光と日常』『京都カフェ散歩 喫茶都市をめぐる』(祥伝社)、『街角にパンとコーヒー』『東京の喫茶店 琥珀色のしずく77滴』(実業之日本社)他多数。雑誌、Web等でカフェやコーヒー特集の監修、記事執筆多数。Webサイト『東京カフェマニア』主宰。

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ねじまき雲のあちこちに置かれたアートの数々は、みなネジマキストたちから贈られたもの。
「人々が集い、つながれるサロンのような役割がコンセプトのひとつなので、ユニークなネジマキストがたくさんいます」と長沼さん。

ねじまき雲の店内写真
(右)銅製のねじまきガエル、名前はグスタコ?

ネジマキスト紳士録

たとえば、きのこに惹かれ、光るきのこのオブジェばかり作っている人(写真下左・私はジョン・ケージを連想しました)。ねじまき銅板ガエルを製作した銅板作家(写真上右)。コーヒーで染めたコーヒーベアを作ったテディベア作家(写真一番下)。近くの山に住み、しょいかごに野菜を入れてねじまき雲にやってくるうつわ職人の上泉さん。ねじまき雲で使われているうつわはほとんどが上泉さんの手によるものだそう。

ねじまき雲の店内写真
(左)多摩川の流木を使ったキノコランプ

素敵なネジマキストはまだまだいます。

「古いペレットストーブをリペアしてお店にプレゼントしてくれた東京ペレットさんや鍛鉄職人さん。 明星大学の芸術家のタマゴたち。 パプアニューギニアで毎年踊りの大会に参加している、 鼻に草を通す穴の開いた超常連さん。 うちのドアや窓を工事してくれたりしました。 そういう大好きでヘンテコな人たちに、ねじまき雲は活かされ、支えられています」

▼Happiness is just like a butterfly.

ねじまき雲のテディベアの写真
コーヒー染めのテディベア
頭には使い古しのネルの袋をかぶっています。

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