今回、カフェについてのお話を聞かせてくださったのはスタッフ歴2年の原田大二郎さん。仕事にいきいきと熱意を傾ける姿が傍目にも快い原田さんに、カフェスローで働くようになった経緯をうかがってみました。
大阪出身の原田さんは20歳のときにピースボートに参加し、100日間かけて地球一周の旅をした経験の持ち主。南米で環境問題に取り組むNGOの若いスタッフたちと出会い、気候変動をテーマにした企画に参加したことが、環境に関わる仕事に就きたいと考えたきっかけ。
「気候変動の影響で南米の人たちが悲しんだり泣いたり している原因は、まさに地球の真裏に住む日本の大量生産、大量消費の自分たちの暮らしなんだと気づいたんです」 地球に負荷をかけない生き方を模索したり、より良い社会をつくりたいと真剣に考えている人々は多いと原田さんは語ります。 「そういう人々どうしがつながっていくこと、そして、そのつながりの中で自分も生きることを願っています」 原田さんから読者の皆さまにメッセージをいただきました。 「窓から緑がゆらゆらと見える、藁と土でできたカフェで、ゆったり、ほっこり過ごしにいらしてください」 |